麒麟川島「奇跡の連続でした」もう中学生、ランジャタイらの無声ネタに感動

明日5月28日（土）放送の「土曜プレミアム『ENGEIグランドスラム』」（フジテレビ系）内で新企画「無声演芸劇場」が展開される。コーナーMCを務める麒麟・川島のコメントが発表された。

「無声演芸劇場」は芸人たちが一切声を出さずにネタを披露するもの。“無声演芸劇場総支配人”川島の進行のもと、キンタロー。、ハイキングウォーキング、もう中学生、ランジャタイ、そして今月5月いっぱいで解散するピスタチオが無声ネタに臨む。キンタロー。は「ニュースで見た天才子供ダンサー」、ハイキングウォーキングは「スーパーイリュージョン」、もう中学生は「コント“トッピング博”」を展開する。ランジャタイは、あの漫才師のパネルを使ったネタを披露するのだが、まさかのトラブルが発生。ピスタチオは「白目漫才」を無声バーションで披露する。

麒麟・川島 コメント

──「無声演芸劇場」収録の感想は？

「この番組の中継コーナーはいつも想定外の展開になるんですけど、今回は特にすごかったですね。9割以上が台本に書いてないことだったんで（笑）。でもそのぶん、ライブ感満載で面白かったです。実は収録が始まる前、「無声ネタなんて大丈夫か？」って、かなり不安だったんですけれども、いざフタを開けてみたら、奇跡的なハッピーエンドを迎えることができまして（笑）。ここだけの話、下手したら、コーナーごと全部カットされるかもしれないと覚悟してたんですが（笑）、おそらく5組全員、無事に放送されると思うんで、うれしい限りですね。

──5組の中から、あえてMVPを選ぶとしたら？

強いて言うなら、ランジャタイ……というか、大先輩の師匠のお二方ですね（笑）。あんな大御所が「無声演芸劇場」に出てくださるなんて、感無量でした（笑）。でも本当に、皆さん素晴らしかったと思います。全員が必ず1つは奇跡を起こしてくれましたからね（笑）。もし同じことをもう1回やれって言われても、100％無理ですから。ちょっと感動を覚えるくらい、奇跡の連続でした。

──今回の「無声演芸劇場」のほか、「ENGEIグランドスラム」では、いつも中継企画のコーナーMCを務めている川島さんですが、この番組における川島さんの役割とは？

僕が担当させていただくコーナーは、“給水所”やと思ってるんです。芸人の皆さんが披露する本ネタは、いわば“作品”ですから、じっくり味わっていただきたいんですけど、味の濃いものが続くと、喉が渇いてしまうこともあると思うんですよ。だから休憩がてら、お水でもどうですか、と（笑）。お茶の間の皆さんに、「こういう笑いもありますけど……」って、提案させてもらってる感覚ですね。