紺野ぶるま、初の長編小説「特等席とトマトと満月と」女芸人のもどかしく切ない物語

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紺野ぶるまの小説「特等席とトマトと満月と」(幻冬舎)が4月27日に発売される。

紺野ぶるま著「特等席とトマトと満月と」表紙

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特等席とトマトと満月と

紺野ぶるま「特等席とトマトと満月と」
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美人で背も高く、スタイルも悪くないことが芸人としてコンプレックスだと感じている女芸人ムシナは、結婚や出産を望んではいるものの、売れるまではできないと思っている。先輩たちが解散して結婚したり、B級タレントに転身したりする中、見た目にインパクトのある後輩芸人が売れていく現実。「サイコメトリング」という強いネタを手にし、賞レースに挑むも決勝には進めなかった。なんとなくテレビに出るようになると、イケメン俳優からの誘いも増えた。底辺芸人からは脱出したような気がするが、芸人をやめて結婚、出産した先輩のことは素直に祝福できない。そんな20代半ばの女芸人のもどかしく切ない日々をリアルに描く。

ぶるまにとって初めての長編小説で、彼女は「いざ書き始めればそれは楽しく自分がやりたかったことがギュッと詰まった作業でした。『まずは一旦』と書いたものでしたが、『これをちゃんと書きたい』とそのまま長編になった次第です」と説明。「どう捉えられるかはわかりませんが、いまはこれ以上はないというところまでやり切ったのでボロクソ言われても傷付かなそうです、どうぞ言ってください。きっと読んでくれたうれしさが勝るので!」と手応えを明かしている。

紺野ぶるま コメント

「小説書けたらかっこいいよなあでも無理だろうなあ、がんばるのもめんどくさいなあ」とずっと思っていたところに「とりあえず書いてみないか」と幻冬社の方が声をかけてくださいました。なんというシンデレラストーリーなのでしょう。いざ書き始めればそれは楽しく自分がやりたかったことがギュッと詰まった作業でした。「まずは一旦」と書いたものでしたが、「これをちゃんと書きたい」とそのまま長編になった次第です。どう捉えられるかはわかりませんが、いまはこれ以上はないというところまでやり切ったのでボロクソ言われても傷付かなそうです、どうぞ言ってください。きっと読んでくれたうれしさが勝るので!

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紺野ぶるま@4/27特等席とトマトと満月と @burumakonno0930

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