「霜降りバラエティX」(テレビ朝日)発のイベント「生で霜バラリベンジャーズ~見取り図&ミキとハゲタコ時代へタイムリープや!!~」が昨日3月17日に東京・よみうりホールで開催され、同時に生配信も行われた。
番組初となるこのイベントでは大阪・よしもと漫才劇場で切磋琢磨してきた
3組の歴史を凝縮したエモーショナルなオープニングVTRのあと、まずは霜降り明星がかつての衣装で漫才を披露。そこへ舞台袖にいる見取り図・盛山とミキ亜生が「古いネタやっとるのー!」「ややウケやな」「太ったねえ」「ハゲとるやないか!」といった野次を入れ、劇場での賑やかだった日々を演出する。しかし、舞台袖にいる芸人が出番中の芸人に対してふざけてくることは日常茶飯事だったものの、こうして野次が飛び交うことはなく今回はスタッフによる指示だったそう。実は困惑していたという盛山の「これどうしたらええねん……」というつぶやきをマイクがしっかり拾っており、霜降り明星はその声に笑い出しそうになりながら漫才を続けた。
粗品とコンビを組んだ当初は劇場メンバーになじめなかったという霜降り明星せいやは、盛山が楽屋で後輩を集めてやっていた「乳首当てゲーム」に初めて誘ってもらったときのことを回想。ゲームに失敗してしまったことを悔しく思っていたため、リベンジしたいと申し出る。全員で劇場の楽屋を再現する中、せいやが乳首当てゲームに挑戦。芸人たちの輪に入ろうとしなかったミキ昴生も「お兄ちゃんもまざっていたら(未来が)変わっていたかも」と亜生に提案されて参加するが、なぜか別のものを当てるゲームに発展して……。盛山はそのときスタッフから出ていたカンペを見逃さず、「テレビで見たことないカンペ出てた。え、セクシービデオ撮ってる?」と驚いていた。
続いて、盛山は見取り図と霜降り明星が同時に「M-1グランプリ」決勝進出を決めた際に撮影された、4人で抱き合っている写真をよりよく撮り直したいと希望し、当時へワープ。「M-1」準決勝の結果発表シーンを再現しようとすると、合格者を発表する役の昴生がまるむし商店やトミーズの名前を呼んだり、せいやや盛山が不審者として乱入したりとボケが止まらない。亜生は「(決勝進出者として)霜降り明星さんが呼ばれて、そのあとに見取り図さんが呼ばれたときの、せいやさん」を完全コピー。その動きにせいや本人は「座イスやないか!」とツッコミを入れた。
漫才劇場でやった遊びの中で3組が特に印象深いのが、昴生による「肛門ソムリエ」。オレンジジュースやお茶、そしてその銘柄まで当てられるという肛門に、今回は液体だけに留まらずマンガ誌や鉄琴の「ファ」、正式名称のわからない物体などを触れさせた。どれも当ててしまう様子に、盛山は「もうマジックやん!」と感嘆する。
見取り図リリーは2013年末に行われた5upよしもとカウントダウンライブのジャンケン大会で優勝を奪われた粗品にリベンジを挑むことに。「劇場の2014年イチオシコンビ」として劇場で活躍できる権利が懸かっていたこのジャンケン大会。その光景が記憶に残っていたせいやは、当時負けたリリー以上に悔しがっていた盛山のモノマネも忘れなかった。
エンディングでは盛山が「このあと21時から有楽町駅前で泣き叫びます」と述べたのを皮切りに、全員が「懐かしい!」と“告知ボケ”合戦を展開。イベントの様子はFANY Online Ticket、テレ朝動画で3月24日(木)まで見逃し配信されている。
よこちん🍍 @hinayoroOtsuka
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