これは、村上がnoteに書き綴っていた文章をもとに自身のお笑い人生についてまとめたもの。なぜ芸人を目指したのかというところから、養成所NSCでの日々、デビュー直後の失敗、仕事が軌道に乗り始めた頃に起こした謹慎事件、尊敬するピース又吉との交流、相方との壮絶な仲違い、震災やコロナなど有事の際に覚えた無力感などを赤裸々に明かしている。
お互いにネタを書くコンビだからこそぶつかりあうことの多いしずる。村上が「真っ直ぐなまでに歪なコンビの記録書、恥ずかし過ぎる僕の吐瀉物、本人には一生言えない池田への恋文みたいになってしまいました」と照れくさそうにアピールする1冊を手にとってみては。
しずる村上 コメント
一昨年の春、コロナ野郎のおかげで芸人としての仕事が月に4つしかなくなったときに、何もできないくらいらと、お笑いを目指してから今に至るまでをnoteに書くことにしました。それをドワンゴさんが拾って下さり、1年半加筆加筆を重ね18年の芸人人生をこの一冊に存分に詰め込めさせてもらいました。結果、真っ直ぐなまでに歪なコンビの記録書、恥ずかし過ぎる僕の吐瀉物、本人には一生言えない池田への恋文みたいになってしまいました。てか、池田じゃなくKAƵMAか、いちいち面倒くせぇな。40という節目の歳に書いた「裸々」、是非より多くの方に読んで頂きたいです。
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お笑いナタリー @owarai_natalie
しずる村上の自伝的エッセイ「裸々」発売、真っ直ぐなまでに歪なコンビの記録書(コメントあり)
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