ななまがり、全ネタ異なる単独ライブ4公演！“売れる準備”できた実感を今年こそ結ぶ

2022年1月21日 18:00 522 お笑いナタリー編集部

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ななまがりが「ななまつり二〇二二」と題した公演を4月9日（土）と10日（日）に東京・北沢タウンホールで開催する。

ななまがり

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この2日間にわたる公演では、ななまがりが「玄武」「青龍」「朱雀」「白虎」という4つの単独ライブを実施。内容は「すべて異なる新ネタ」で、これまでも精力的にネタ作りに取り組んできたななまがりの真骨頂が発揮されそうだ。各公演には、この企画を面白がってくれるような近しい芸人をゲストとして迎える。さらに特別配信公演として前夜祭、後夜祭も行う予定。盛りだくさんの内容で余すところなく楽しませる。

ななまがり［拡大］

1つの単独ライブを4ステージ展開するのではなく、4つの単独ライブを2日がかりでやってしまおうという発想はどこからくるのか、ななまがりに話を聞いた。きっかけは、「コントをやるのにちょうどいい会場があるから、ななまがりで何日間かやりませんか？」とライブプロデューサーからのオファー。これまでの単独ライブはどれも1回きりだったななまがりだが、初めて2日間4公演に臨むことを決め、さらに「いっちょ挑戦してみるか」ともう一段階ギアを上げて同じネタは披露しない方針を固めた。

ななまがり［拡大］

初瀬は「そんなのやった人いないし、僕たち的にもそのほうがワクワクする」と不敵な笑みを浮かべつつ、「ワクワクとゾクゾクが入り混じっています（笑）。本当にできるのかこんなの……っていう。僕らも楽しみ」と心境を吐露する。森下は「まだ決定ではないですが、ブリッジVTRも全部替えたい」と展望を明かし、「シンプルに4回単独ライブをやるということです。L'Arc～en～Cielが同日に異なるシングルをリリースしたみたいなことで、全部別物」と説明。ネタは「2022年に作ったもの」を予定しているが、「間に合わんかったら2021年12月にできたネタも入れる可能性がありますが、そこは許容していただければ（笑）」とも。どちらにせよ、半年以内に作られた新ネタであることには変わりない。

ななまがり［拡大］

これまでも精力的に新ネタライブを打ってきた彼らの原動力は、大阪芸術大学の落語研究会仲間である、ミルクボーイ、空気階段・鈴木もぐら、オダウエダ植田らの活躍。初瀬は「自然と『負けてられない』という気持ちが湧いてくる。こんなに身近な人が何人も優勝するなんて僕らくらい。自分たちが優勝しない限りは満たされない思いだと思います」と苦笑いしながらも、「年々、楽しくなっている。面白い人に囲まれて切磋琢磨している毎日が活力になっているんですよね」と表情は清々しい。また、森下は「劇場、テレビ、いろんな仕事をさせていただいて全経験値が上がって、ネタの精度や平場などいろんな場面での力が上がってきているような気がする」と実感を語り、「昨年は直接結果として表れませんでしたが、“売れる準備”ができた感じがあるので、それを2022年に結びたい」と力強く述べた。

チケットはFANYにて1月22日（土）から、チケットぴあとローソンチケットにて1月29日（土）から先行販売。「4公演とも全部差がなく面白いと思われたいです。『やっぱななまがりおもろいな』と思ってもらえるように、進化した自分たちを見せられたら」（初瀬）、「1公演だけ観た人にも『こんなんだったら全部観よう』と思ってもらえるのが最高。架空客ペセ（ななまがりのファンの呼称）を増やしたい」（森下）と意気込む2人が盛大に実施する「ななまつり」に期待しよう。

ななまつり二〇二二

日程：2022年4月9日（土）～10日（日）
会場：東京・北沢タウンホール
チケット：FANYにて1月22日（土）11:00～1月28日（金）、チケットぴあ・ローソンチケットにて1月29日（土）11:00～1月31日（月）11:00に先行販売。「ななまつり先行限定手拭い」の先行特典あり。2月5日（土）10:00に一般発売。