平均年齢36.7歳、浅井企画から期待の新ライブスタート

昨日2月4日に渋谷・シアターDにて浅井企画主催の新ライブ「お笑いマッハライブ」が開催された。

出演者は、ずん、エネルギー、イワイガワ、流れ星、チョイチャック、しゅく造め。今後この6組で、毎月第1金曜日に同劇場にて、ネタ、トーク、企画などを盛り込んだライブを行っていく。

記念すべき新ライブの初日ということで、オープニングでは荘厳な音楽が。その音楽が鳴り止むと、静かにMCのずんが登場、飯尾は「いきなり音負けしている僕らがいます」と会場の笑いを誘った。ライブ前には会場近くで同ライブのビラ配りをしたという彼ら。渋谷の街を撮影していた韓国のテレビスタッフに出くわすと彼らは去ってしまったそうで、「近くにイワイガワのジョニ男がいて、どうみても赤羽だった」と、帰った理由を推測した。また、メンバーの平均年齢が36.7歳であることを発表。「夜中のラーメンがキツくなってきたおっちゃんたちがやるライブです」と、同ライブの知られざる裏テーマを明かした。

6組がそれぞれネタを披露したあとは、「トークマッハ3」というコーナーを開催。観客がくじで選んだ3人の芸人たちが登場し、その場でトークを繰り広げた。選ばれたのはエネルギー森、チョイチャック川合、しゅく造め。くじ引きを仕切ってそのまま舞台に残った妖精キャラのしゅくに対し、森は袖から「どーしても出なきゃダメですかー？」と初っ端から不安の意を表した。この3人で一緒に話すのは初めてという彼らは、とりあえず共通点を探すことに。偶然全員プロレスが大好きということがわかり、森が高田延彦と初めて一緒にお酒を飲んだ話をしようとすると、しゅくがマイペースに話を中断。川合のフォローで話は続行するも、その後も危機は何度か続いた。やがて無事に話のオチまで辿り着くと、しゅくは「いい話聞いたなー」と軽くコメント。堪忍袋の緒が切れた森が「なんだよお前！」と叫んだところでコーナー終了の合図が鳴り、会場は爆笑に包まれた。

続いては、メンバーたちがやってみたい企画を行う「企画マッハ11」。今回はイワイガワ井川がMCを務め、5人ずつ前半戦と後半戦にわかれての大喜利を行った。それぞれの名回答のほか、井川としゅくの先輩後輩が逆転したようなやりとりや、互いに答えをフォローし合うメンバーたちに観客たちは終始大笑い。その中でもMVPは、あの有名姉妹の姉が怒った理由を問われたお題で、まさかの将棋のルールを持ち出し爆笑をさらった飯尾に贈られた。

エンディングでは流れ星・瀧上が参加しているユニット「FKD（吹きだまり）48」をめぐって大盛り上がり。「しゅくは入ってないの？ こんなに吹きだまってるのに？」（井川）、「2期生のオーディションはありますか？」（飯尾）など、おのおのが魅惑のユニットに思いを寄せた。エンディング後には、メンバー全員が階段で観客をお見送り。1人1人に直接感謝の言葉を述べた。

次回開催日は3月4日。ここから生まれる新たな笑いをいち早く観たい人はぜひ足を運んでみよう。