昨日1月22日に下北沢・駅前劇場にて「Munasawa King Live ♯6 エチュードイベント2『14-3=11』」が開催された。
「エチュードイベント」は、2010年10月にカリカ、THE GEESE、
今回は
チーム分けは前回と同じく一緒にやりたいリーダーを選択するという方法。リーダーはスタッフの意向により、フラミンゴ竹森、夜ふかしの会大重、ライス関町が選出された。リーダーたちがヘッドホンと目隠しをすると、ほかのメンバーたちは互いに知っているリーダーの情報を共有。チョップリン西野が最初に大重を選ぶと、「夢は『笑っていいとも!』に出ることと大重とコンビを組むこと」と言い切ったフラミンゴ吉田が続き、大重チームが生まれた。最終的には、夜ふかしの会鈴木、畑中しんじろうがライス関町チームを選択。竹森チームはチョップリン小林、フラミンゴ辻本、ライス田所、夜ふかしの会砂川となった。
トップバッターとなった竹森チームに与えられた設定は“闇金”。金を借りにきた砂川と闇金社員の竹森が異様に確認の多い会話を繰り広げる中、辻本が女性スタッフ役として何度もおいしく登場した。エチュードイベントでは、ステージ上に「ナレーションボタン」が用意されており、このボタンを押すとコントの流れが変化するナレーションが読み上げられる。田所が砂川同様に金を借りに来たあと、この「ナレーションボタン」を押すと、一同驚愕のセリフが。さらにステージ上のダンボールから出てきた小道具にも振り回されたが、終了時間寸前の辻本のツッコミで上手く話がまとまった。
次は大重チームの“地獄の入り口”。閻魔役をやりはじめた西野が「立ち仕事辛いわ」と言うと会場は爆笑、そこに吉田が死んだばかりの泥棒役で上手く乗っかり順調な出だしを見せた。大重は偶然着ていた赤いカーディガンを活かして赤鬼役で登場。しかし、そこから3人の関係性を作り出せないままタイムオーバーとなってしまった。
最後は「ツッコミがいない」という関町チームが“雪山”の設定に挑戦。雪山で遭難した鈴木が「みんなー」と仲間を呼ぶが誰1人舞台に出てこず「1人なのかー!」と初っ端から心の叫びをぶちまけた。結局それぞれ山小屋に避難してくると、密室ならではのサスペンスな流れに。途中“カバディ”でコントの雰囲気になるも、最後はホラーな結末で幕を閉じた。
観客の拍手による投票の結果、優勝は関町チームに決定。エンディングでは、西野と畑中、畑中と吉田など、この日生まれた新たな絡みで大いに盛り上がった。
なお、同ライブシリーズは本日1月23日が最終日。浅草キッド・水道橋博士、博多華丸・大吉・大吉ら出演の「博士・大吉・大介のお笑いメディア道場」が行われる。当日券も発売されるので時間のある人は足を運んでみよう。
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お笑いナタリー @owarai_natalie
即興コントライブ「エチュードイベント」優勝は関町チーム http://natalie.mu/owarai/news/43856