「志村けんの大爆笑展」全国10都市以上を巡回、等身大のバカ殿様がアイーンで歓迎

「志村けんの大爆笑展」が8月6日（金）に大阪会場でスタートする。これは志村けん初の企画展。大阪を皮切りに東京、宮城、石川など全国10都市以上で2022年12月まで開催される予定の巡回イベントだ。

会場内に展示されるのは、志村の幼少期の写真、貴重品、劇用の小道具、衣装など。「喜劇王『志村けん』の軌跡」として志村の笑いのルーツが年表形式で紹介されるコーナーも。「殿の部屋」と題した写真撮影スポットでは、等身大の「バカ殿様」がアイーンポーズで来場者を歓迎。名作コントの体験コーナーも設けられ、来場者は「志村けんのだいじょうぶだぁ」でおなじみの鏡を使用したコントや、ドリフ定番のタライ落としコントなどを体験できる。

また、ひとみばあさんのブティック「高級ブティックひとみ」が開店。ここでは「変なおじさんのパジャマ」のほか、志村が愛用したブランドとのコラボ商品など会場限定グッズが数多く販売される。イベント開催に際してザ・ドリフターズの高木ブー、仲本工事、加藤茶がコメントを発表した。

高木ブー、仲本工事、加藤茶 コメント

高木ブー：志村は笑いに対してドリフのメンバーの誰よりも貪欲だったよね。そんなアイツの作品をぜひ皆さんお楽しみください。僕の中では志村はずっと生きてる。だからみんなが大爆笑展に来てくれるのを、アイツも会場で待ってるんじゃないかな。

仲本工事：あんなに笑いに対して努力した男、僕は見たことがないよ。すごくいろんな笑いを見たり、音楽を聴いたりと、とにかく勉強熱心だった。そんな志村が遺した作品をみなさんも是非会場に足を運んで見に来てください！ 志村もきっと喜ぶよ。

加藤茶：ドリフターズの坊やとして入ってきた志村を誰よりも可愛がってきたのは俺じゃないかな。アイツにはずいぶん無茶させられたんだけど、憎めない奴だった。会場にはそんな志村と俺のエピソードなんかも展示されているみたいなんで、皆さん是非お越しください。

企画制作・板谷恒一（フジテレビ）コメント

2020年3月29日、新型コロナウイルス感染症による肺炎のため亡くなられた志村けんさん。志村さんは生前、こんな言葉を残されています。「笑いがなければ人は生きられない。だから僕は笑いを大事にしたい」。現在も先の見えない状況が続き、多くの皆さんが不安な日々を過ごされています。そんな中でも、志村さんが残された“笑い”はどんな時でも私たちを笑顔にしてくれました。このイベントを体感していただき、改めて志村さんをしのぶと共に、数多く作られた珠玉のコントで“大爆笑”していただくことで、日本が前を向いて生きていくための大事な糧になれば幸いです。