Netflixオリジナルシリーズ「クリエイターズ・ファイル GOLD」の配信開始を記念したイベントが昨日6月8日に都内で開かれ、出演者の
6月3日に配信開始となった「クリエイターズ・ファイル GOLD」は、ロバート秋山がさまざまな架空のクリエイターになりきる人気連載「クリエイターズ・ファイル」をもとにした映像作品。伝説のホテルマン・折尾豊、透明すぎて目視できない17歳・藤原采、プロの取り巻き・白木善次郎、トータル・ファッション・アドバイザーのYOKO FUCHIGAMIなど個性的なキャラクターが各話に登場し、横浜流星、永野芽郁、きゃりーぱみゅぱみゅ、八代亜紀、冨永愛、オダギリジョーといった豪華ゲストと掛け合いを繰り広げている。
秋山はこの作品の劇中映画「ママのドアtoドア」で安達と共演している劇団えんきんほうの子役・上杉みちに扮して登場。みちは30言語に翻訳されての世界配信に「うれしい」と感激を示しつつ、「でもこれ世界の人はどう思うのかな? どう伝えるんだよ、遠近法の子供の役って。そのニュアンス伝わるのかな? そこ伝わらなかったらほぼ無理だよ?」と不安を漏らす。「今日もみなさんが協力してくれるから僕は子供でいられるわけで。それを取っ払ったら普通に42歳の腰痛持ちのおっさんなんだ」と秋山の影をちらつかせ、「僕今、持病のヘルニアが発症しだして腰に低周波流しているんだ」と装着している器具を見せて笑いを誘った。
みちはステージ上でも遠近法を使って安達との身長差を表していたが、腰に限界を感じて早々にソファに着席。「もうこの画角飽きただろうし。大人はそうなんでしょ? もう遠近のボケいいから、なんでしょ? 何枚もいらないよ、でしょ?」とカメラマンたちの気持ちを察してみせる。どっしりとソファに座ると「香港俳優みたいになってない? (サモ・ハン・)キンポーさんじゃない?」と一応は見え方を気にしているようで、安達との撮影についても「思ってたより小柄だったから、いつもより倍下がらないと無理だった」と苦労を振り返った。
安達によれば、「ママのドアtoドア」はほとんどみちとのアドリブ。安達は「その場の行きあたりばったりというか、台本はあってないようなものっていう感じ……(笑)」と一旦は明かすも、世界観を壊さないよう「(みちに)ついていくのが大変だったかな。そのときのパッションでやるから。監督も、俳優の気持ちの流れを大切に撮ってくださったのかなって思ってます」と言葉を選びながら言い直す。しかし本編の一部を観ながらトークする場面では「中身がないんだよね、この話。(現場は)なげえよ、みたいな感じになってたよね」(みち)、「恥ずかしいね」(安達)と素直な感想をみちと言い合っていた。
みちが「ママのドアtoドア」の監督を務めた三竹正浩について「三竹監督はいっつもね、パパが出張のときに僕んちに来るんだ。ママとお風呂に入るの。15分だけブロックしてろって。なんで大人なのにママと入るの?」と話してしまい、安達に「それ絶対言っちゃダメだって言ったでしょ!? 今もっとも言うべきじゃないよ!」と注意される一幕も。安達とのそんな息のあったトークでオンラインの視聴者を楽しませたみちは、最後に「世界配信だって言ってるんですけど、結局、笑わないでしょ、世界の人。なんなんだこれって言うでしょ、恐らく。でも気にせず、日本の人も世界の人もたくさん観てください」とメッセージ。会場を後にするその足が出入り口に差し掛かるまで、「深夜まで使える子役」としてマスコミ関係者へアピールした。
各話のゲスト
第1話:伝説のホテルマン「折尾豊」
横浜流星
第2話:天才子役「上杉みち」
第3話:ファッションデザイナー「YOKO FUCHIGAMI」
冨永愛 / 森三中・黒沢
第4話:清純派女優「藤原采」
永野芽郁
第5話:TORIMAKIサービス「TORIMAKI 白木善次郎」
きゃりーぱみゅぱみゅ / 八代亜紀
第6話:演出家「津山紀文」
中尾彬 / 池波志乃
第7話:童謡詩人「石丸ツワノ」
オダギリジョー
第8話:ハリウッド映画監督「ドナルド・C・ダンパー」
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