絵本「ぱんつさん」(ポプラ社)で「第25回日本絵本賞」を受賞した
田中は「『賞』ということが頭の片隅にもありませんでしたので、本当に驚き」と率直な心境を告白しつつ、「普段からネタを作るときに、この発想は漫才にしたほうが面白い、これはマンガ、などと考えています。その中に、絵本にしたほうが面白いなというアイデアもあり、いつか絵本を作れたらと思っていました。笑いを作りたいという創作欲だけがいつも先にありました。今はそれが自分の武器だと思っています」と芸人やマンガ家、絵本作家と、さまざまな活動を通じて得た収穫について語った。
また「普段から『いかに説明をしないか、どれだけ引き算できるか』を意識していますが、漫才よりマンガより、絵本は思いきってそれらを削ることができました。野暮な説明はごっそり捨てて『なんか、いいよね』で、行ける。漫才、コント、ギャグマンガに続き、めちゃくちゃ楽しいお笑いの出力方法に出会えてウキウキしております」と絵本ならではの表現に手応え。そして「次はシンプルに『猫がいるか、いないか』だけで進んでいくもの」と次回作の構想を明かし、「ねこいる?(仮)」という試作をスライドで披露した。
贈呈式ではサプライズとして事務所の先輩である
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お笑いナタリー @owarai_natalie
日本絵本賞受賞の田中光「楽しい笑いの出力方法にウキウキ」次回作は「猫がいるか、いないか」
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