河本が“天国”から見守る「世界一くだらない舞台挨拶」

昨日10月9日、映画「お墓に泊まろう！」の舞台挨拶が新宿・バルト9で行われ、はんにゃ金田、FUJIWARA原西、ガレッジセール川田、野性爆弾・川島、伊藤隆行監督が出席した。

「世界一くだらない舞台挨拶」と銘打たれ、映画の内容ともつながりがある今回の舞台挨拶。本作で主演を務める次長課長・河本の“遺影”がスクリーンに映し出される中、テレビ東京・大橋未歩アナの進行によって「河本準一お別れ会」が執り行われた。4人の芸人は黒い正装に身を包み、神妙な面持ちで登壇。大橋アナは「“故人”河本準一の別れを忍んで、みなさんにお集まり頂きました」と挨拶をした。

しかし大橋アナは「面白いことが好きだった故人のために、おひと方づつ、お別れの一発ギャグをお願いします」と芸人に突然の無茶ぶり。困惑する4人だったが、金田が「（「人間っていいな」の節で）♪くまの子見ていたかくれんぼ お尻を出した子ズクダンズンブングン」、原西が「（爽健美茶CMソングの節で）♪はとむぎ玄米月見草 壮健ビチャーッ！」などの一発ギャグをそれぞれ披露した。

続いて“天国”の河本から寄せられたVTRメッセージを上映。「死んでしまいまして本当に申し訳ございませんでした。ビックリするくらいすぐ死んでしまいました」と訥々と語る河本の映像に対し、芸人たちは「これ、なんなんですか？」と首を傾げていた。

お別れ会終了後、テレビ東京の社員でもある伊藤監督が舞台に登場。「映画は3日間で撮影しました。ふざけたような内容ですが、サラリーマンである自分の思いがたっぷり詰まっています。酒を飲みながらストーリーを考えたので構想は約10分くらいです」と制作秘話を披露すると、隣に並んでいた川島から「映画ナメすぎちゃうんですか？」と辛辣な意見が飛んだ。

映画「お墓に泊まろう！」は、2011年に倒産したテレビ東京が葬儀屋に買収された、という設定で始まるストーリー。昨日10月9日より新宿バトル9にて公開されている。