1月28日に発売された「ジグソーパズル」は、2016年にスタートした産経プラスでのWeb連載がまとめられ、大幅に加筆修正された西村のエッセイ集。囲み取材の序盤、書籍の内容を聞かれた西村は「特に有益な情報はないです」と切り出したあと「仕事したなと。達成感はあります。1人でこういうものを出せたのでめちゃくちゃうれしい」と出版を喜ぶ。その一方で「文才はないですよ。だってネタ書いたことないんですよ?」とコンビでの役割を引き合いに出して謙遜し、「ゴーストライターもいないです。僕みたいなのには誰も名乗り出ない」とたしかに自身が書いたことを念のために告げる。隔週で連載していた最中の心境については「めちゃくちゃしんどかったです。締切がイヤ!」とストレートな物言いで振り返った。
書籍のタイトルが「ジグソーパズル」になった理由は、連載第1回のエッセイのテーマが「ジグソーパズル」だったからで、「意味ゼロです! 深い意味はありません。タイトルなんて、僕みたいなものが奇をてらってもね。『人生の思い出をはめこむ』とか全然何もかかってません!」とあっけらかんと言う。どんな人に読んでほしいかという問いには「ティーンに読んでほしい。あの西村でも本を出せるんだと希望を持ってほしい」と話した。
こうした西村1人での取材の途中に「誰が買うんだよ!」と連呼しながら小峠が登壇し、西村は「サプライズだ! あらー、うれしいね」と素直に喜ぶ。小峠は「ジグソーパズル」を読んでおらず、西村に「あげるよ」と提案されても「いらない! 渡されても焼き払うよ! どんなことがあっても絶対に読まない!」などと頑なに拒む。目標とする販売部数を尋ねられた西村が「そりゃ100万は行きたいです! 夢は大きく!」と壮大に宣言すると、小峠は「ガチで75冊くらいだろう」と低く見積もった。
西村のほうが単独での書籍出版が先となったことについて「うらやましいという気持ちは?」と取材陣から話を向けられると、小峠は「こいつの人生にうらやましい部分なんか1ミクロンもない!」と断言する。そんな相方の言葉も「あなたより先に本を出しましたからね。これはすごいことじゃないですか。本当はうらやましいと思ってるんだろう?」と西村には響かない。さらに取材陣から「コンビ内格差を埋めようという意図は?」と問われた西村は「埋めるどころか、すでに上に立っている。俺のほうが上。先生だよ俺、先生!」としきりにマウントを取っていたが、これに小峠は「お前、なんか口に食べカスみたいなの付いてるぞ。取れよ。大丈夫かよ」と冷静に対応していた。
すうじい @susie113
会見の時から小峠さんいると嬉しそう ⇒ バイきんぐ西村「俺のほうが上。先生だよ」初エッセイ集出版で小峠にマウント(会見レポート) https://t.co/k2gREwaXEn