粗品が月9「絶対零度」レギュラー出演、上昇志向と野心強いエリート刑事役

1月6日（月）スタートの連続ドラマ「絶対零度～未然犯罪潜入捜査～」（フジテレビ系）に、霜降り明星・粗品がレギュラー出演する。

これは、あらゆるビッグデータから予測された犯罪を未然に阻止する「未然犯罪捜査班」（通称ミハン）の活躍を描く刑事ドラマ「絶対零度」のシリーズ最新作。沢村一樹が主演を務め、横山裕、本田翼らが登場する。このたび初めて連続ドラマにレギュラー出演する粗品が演じるのは、上昇志向と野心の強いキャリアの刑事・門田駿（かどたしゅん）役だ。

警視庁の花形部署とも呼ばれる捜査一課で研修中の門田は、マギー演じる先輩刑事・早川と行動を共にすることが多い。またキャリアでエリートという自負があり、先輩ながらノンキャリアの早川や、森永悠希演じる同期の吉岡のことを少し見下している側面も。これが本格的な俳優デビューとなる粗品の演技に期待しよう。

霜降り明星・粗品 コメント

──オファーを聞いた際の感想は？

めちゃくちゃうれしかったです。芸人としてデビューしたあとに、母親がドラマや映画にも出てほしいなと言っていたので、何より、母親が喜んでくれると思います。オファーをいただいてから、改めて「絶対零度」シリーズを見返したのですが、「すごい作品に参加するんだな」と逆に緊張してしまいました。

──撮影初日を終えていかがですか？

まずは、テレビで観ていた方々は優しいんだなと（笑）。今日は、沢村さん、マギーさんとご一緒だったのですが、「絶対零度」という大人気シリーズに途中からやってきた僕みたいな“浪速のチンピラ芸人”に対して、お二人は本当に優しく接してくださって、僕をよそ者にしないと言いますか、温かく迎えていただいて感動しました。ドラマの現場は初めてで、もっとピリピリしているものかと思っていましたが、和やかなムードでとてもいい雰囲気でした。

──演技初挑戦となりましたが？

漫才では、ドスの効いた関西弁で短い単語しか言ってないので（笑）、標準語に戸惑っています。あとは表情の演技が本当に難しいので、監督に今後もっと教えていただきたいです。普段、“スプーンに映った小栗旬”として活動させていただいていますが、今回のドラマでは“スプーンなしの粗品”として頑張りたいと思います（笑）。

──これまでの漫才は、演技に生かされていますか？

漫才と演技は別物なのかなと思いますが、カメラの回っていない撮影の合間のマギーさんの小粋なジョークに対しては、いい間（ま）でツッコんだりはできています（笑）。

──楽しみにされているファンの方々へのメッセージを。

「絶対零度」ファンの皆さま、月9ドラマファンの皆さま、ドラマ好きの皆さまには初めましてとなりますが、真剣にこのドラマに向き合っていきますのでふつつか者ですが、応援よろしくお願いいたします。逆に、僕のことを知ってくださっている方々には、「粗品、演技ヘタだな」と笑ってもらって結構ですが、普段のテレビ番組では一度も見せたことのない顔や表情が見られますので、そのあたりを楽しんでもらえたらと思います。