昨日11月11日、映画「
周防正行が監督、成田凌が主演を務めた「カツベン!」は、サイレント映画が主流だった大正時代を舞台に、活動弁士を目指す青年・俊太郎の恋や奮闘をコミカルに描く作品。来月12月13日(金)より全国公開される。イベントでは現役の活動弁士として活動する澤登翠、山崎バニラ、片岡一郎、坂本頼光が作品の感想を語りつつ、「カツベン!」の本編およびメイキングシーンを使って実際の“活弁”を披露した。
特別ゲストとして招かれた銀シャリの鰻は、活弁について「最初に聞いたときは『おいしそうな弁当だな』と思いました」とコメント。また相方・橋本は「映画を観させていただいて、こんなに素晴らしいお仕事なんだなと感動しました。1人であれだけの世界を生み出せるのはすごい」と活弁士にすっかり魅了されていたことを明かす。
イベントでは、銀シャリが「カツベン!」の映像を使い、初めて活弁にチャレンジすることに。鰻は事前の練習を振り返って「いい出来になったのでは。ニュースターがここに誕生するかもしれない」と期待を煽り、橋本から「ようそんなこと言えるな!」とツッコまれる。また司会から「緊張しないですか?」と聞かれると、「なぜか震えてはいますけど、たぶん武者震いやと思います」と強がって会場の笑いを誘った。
銀シャリは、鰻をメインの話し手に据え、橋本が後ろでツッコミをささやくスタイルの活弁を披露。鰻は「ただいまの気温は草木も凍るマイナス1.5℃。夜はかなり冷え込みます」「どんぐりは凍っています」と寒さを強調し、登場人物たちにも「本当に寒いね」「しかし寒いな」「カイロいる方は手を上げてくださいね」「ここのツボを押すと体が温まるんだよ」と寒がるセリフばかり当てる。後半にはカイロを貼るか貼らないかのくだりが延々と続き、グダグダになったまま映像が終了してしまった。
橋本は「ほぼカイロの宣伝でしたね」と苦笑い。活弁士から「こんなにハートが強い活弁士はいない」「まさかカイロを……」との声が飛ぶと、「そういう思考“カイロ”でやらせていただいております」と返して場を沸かせていた。
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銀シャリが活弁に初挑戦、自信満々の鰻「ニュースターが誕生するかも」(写真13枚)
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