「大秒殺 in LIVE STAND 2010」さっくんが優勝

本日7月19日、千葉・幕張メッセで開催中のお笑いフェス「LIVE STAND 2010」のKAWAKI-MON STAGEにて「大秒殺 in LIVE STAND 2010」が行われ、佐久間一行が優勝。Bコース・ハブやCOWCOW多田、世界のナベアツなど並み居る強豪たちを打ち破り、ギャグ界の頂点に立った。

COWCOWが長年続けてきたギャグの最高峰ライブイベント「大秒殺」。「人を数秒で笑わすことができるか!?」をテーマに、「ギャガー」と呼ばれる出演者たちが小道具や音響に頼らず身体だけを使って一瞬で笑わせ続けるイベントだ。最初は観客100人の劇場から始まったこの大会だが、年々規模が大きくなり、昨年2009年にはJCBホールで開催されるほどのビッグイベントとなった。今回は、満を持して「LIVE STAND 2010」のステージに登場。見届け人はCOWCOWよしとカリカ林が担当した。

出演ギャガーは、アップダウン阿部、あべこうじ、COWCOW多田、カリカ家城、ガリガリガリクソン、ガリットチュウ、銀シャリ、ギンナナ金成、ケンドーコバヤシ、佐久間一行、品川庄司・庄司、世界のナベアツ、ジャルジャル、ダイノジ大地、天竺鼠川原、ニブンノゴ！大川、パンクブーブー、はんにゃ金田、Bコース、ピース又吉、ファミリーレストラン下林、FUJIWARA原西、ポテト少年団中谷、モンスターエンジン。今回は「LIVE STAND 2010」特別ルールとして、制限時間60分の中、入れ替わりで時間の許す限り1人1つずつギャグを披露していった。なお、ウケなかったギャグが飛び出すと、イベント恒例の「すべり大仏」が登場する。「LIVE STAND 2010」のすべり大仏は、JCBホールと同様にレイザーラモンRGが担当し、シルバーウルフのネタや「LIVE STANDあるある」を披露して会場を沸かせた。

イベントは、Bコース・ナベらがうっかり「すべり大仏」を呼び込んだ場面が何回かあったものの、大会2連覇を成し遂げたBコース・ハブやCOWCOW多田らが安定したギャグを次々に放出。世界のナベアツのブラックギャグや、ケンドーコバヤシの下ネタギャグなど、テレビでは放送できないようなきわどいギャグも飛び出し、メリハリのある戦いが繰り広げられた。

最終的に「秒殺」が決まったギャグの本数は129発。審査員による厳正な審査のもと、優勝ギャグは佐久間一行の「キーボード」に決定した。惜しくも敗れ去ったギャグの中には、秀逸なギャグも多数。次回の盛り上がりも期待できそうだ。