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やさしいズ制作CMが8つの渋谷街頭ビジョンで放映、フォークソングの違和感が鍵に

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やさしいズ(左から2人目、3人目)とCMクリエイターの田端都望氏(右端)。

やさしいズ(左から2人目、3人目)とCMクリエイターの田端都望氏(右端)。

やさしいズが本日8月2日に東京・ヨシモト∞ドーム ステージIにて行われた「よしもと若手芸人×若手CMプランナー ヨシモト∞ホール新CMバトル~目指せ渋谷街頭ビジョン~」で優勝。CMクリエイターの田端都望氏とタッグを組んで制作したCMが明日8月3日(土)から10日(土)までの1週間、東京・渋谷駅前のグリコビジョンをはじめとする渋谷の街頭ビジョン全8カ所で放映される。

これは3組の芸人がCMプランナーとチームを組んでヨシモト∞ホールの30秒CMを制作し、1位を決定するプレゼンバトル。今回はラフレクランと北尾俊輔氏、ニューヨークと小西慶氏、そしてやさしいズと田端氏の3チームが挑み、東京コピーライターズクラブの新人賞を受賞するなどCM業界からも注目を集めているグランジ五明と∞ホールの支配人・西尾彰記氏、お笑いナタリー編集長の遠藤敏文が審査員を務めた。

やさしいズチームは∞ホールの入り口でチラシ配りをするも、街行くギャルに「全員知らない」とあしらわれてしまうというCMを制作。現在テレビで活躍している芸人ももともとは“売れない芸人”だったことを、渋谷で今大流行しているタピオカの原材料が芋(キャッサバ)であることになぞらえて表現し、今後メジャー芸人になるであろう原石を見つけに劇場へ足を運んでもらいたいという願いを込めた。

街頭ビジョンで流れることを念頭に、“引っ掛かり”を作って人々の関心を集めようと思案。繁華街で流れる嘉門タツオの「ぼったくりイヤイヤ音頭」をヒントに、思わず口ずさんでしまうようなオリジナルソングを付けた。曲調も、“若者の街”というイメージの渋谷とギャップを持たせ、違和感で興味を引くためフォークを選択。歌は田端氏もこだわったところで、「(兄弟デュオの)狩人のように」と歌唱するやさしいズにリクエストしたが、タイはなかなか音程が取れずスタッフに苦労をかけたと振り返った。

審査員3名の意見は見事に1票ずつ割れたそうで、五明は芸人たちのプレゼン後、審査員がそれぞれの推薦作をプレゼンすることになったと明かす。それまでは「はい、お疲れさまでした」「まとめてきたねー」「泣かすなよ……」などと常に審査員然としてそれっぽいコメントをしてきた五明だったが、「ふざけられなくなった!」と素の感情をあらわにしながら接戦だったことを強調。そんな中優勝を勝ち取ったやさしいズと田端氏はハイタッチして喜びを分かち合っていた。

敗れたラフレクランは、優勝者のCMが合計1080回流れると聞いて「こんなに接戦なら360回ずつ分けちゃダメですか!?」と諦めきれない様子。ニューヨーク嶋佐は「渋谷とは言わず町田で……」と場所を問わないから放映してほしいと懇願してみせた。なお各CMは本日8月2日よりYouTubeにて公開されている。ラフレクランチームの北尾氏は審査とは関係なくロングバージョンを制作しており、こちらもアップされたのでチェックしてみては。

また審査中には第2弾への参加を希望する芸人たちが3人のクリエイターにアピールするコーナーも展開された。令和ロマンは松井ケムリの父が大和証券グループのCOOだという武器で押し通し、それを聞いた3人は参ったと言わんばかりに「興味あり」の札をすぐさま挙げて笑いを誘った。

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