トムブラみちお、川瀬名人、アイン稲田のおまじないにどよめく「M-1」開催会見

4

1616

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 298 1301
  • 17 シェア

本日6月13日、東京・ヨシモト∞ホールにて行われた「M-1グランプリ2019」の開催記者会見に、2018年王者の霜降り明星をはじめ、ミキトム・ブラウン見取り図ゆにばーすアインシュタインからし蓮根たくろう東京ホテイソンEXITが登壇した。

「M-1グランプリ2019」開催記者会見の登壇者たち。

「M-1グランプリ2019」開催記者会見の登壇者たち。

大きなサイズで見る(全35件)

M-1グランプリ2018~若き伏兵はそこにいた~

M-1グランプリ2018~若き伏兵はそこにいた~
Amazon.co.jp

「令和」の手話はツッコミの所作と似ていると話す霜降り明星・粗品(中央)。

「令和」の手話はツッコミの所作と似ていると話す霜降り明星・粗品(中央)。[拡大]

陣内智則がMCを務める中、約1時間にわたって行われた会見で彼らは持ち味を存分に発揮。霜降り明星せいやは「M-1で優勝したあの日から半年経ってマジで休みがない。衣装さんも付いた。なんかわからんけど泉谷しげるさんに『ここからが大事だぞ』って言われた」と優勝後の尋常ではない反響を語り、粗品は「今年新しくできた『令和』って言葉に手話が付いた。その手話がこうなんですよ」とツッコミの際のおなじみのポーズを披露する。「優勝すればこんだけ売れるんだと。M-1の格が上がった」と霜降りを評する陣内から「今年のエントリーは?」と問われると、せいやは「まあ難しいですよね、優勝したあとは」、粗品は「2人でもう一発は……」と今大会の不出場をほのめかした。

「緊張をほぐすおまじないを持っている」という3名が挙手した場面。

「緊張をほぐすおまじないを持っている」という3名が挙手した場面。[拡大]

そのほかの芸人たちは今大会へのエントリーを表明。見どころの多い会見の中でも特に、M-1への緊張をほぐすための準備やおまじないに関するトークが大きな盛り上がりを見せた。トム・ブラウンみちおは「今日から明日に変わる、どちらの日でもない“まどろみの瞬間”に自分でとんかつを揚げて食べた」という独特な願掛けを告白して場内をどよめかせる。M-1への思いが人一倍強い川瀬名人は「去年まで意気込みすぎてエラいことになっていたので精神から鍛えていきたい。8万円のパワーストーンを買いました。決勝に2、3個装着して出てくると思う」と話し、陣内に「M-1に対する気持ちの持って行き方が怖い! そんなやつ出てきたら笑われへん!」とツッコまれた。「『僕みたいなやつが』と思っているので1回、稲田を抜いてモノマネをして別人格になる」と言うアインシュタイン稲田は、芦田愛菜や山瀬まみのモノマネを披露。陣内からその顎にグーパンチを連打されていた。

見取り図・盛山がしゃべり出した途端、彼の胸を触るトム・ブラウンみちお(右)。

見取り図・盛山がしゃべり出した途端、彼の胸を触るトム・ブラウンみちお(右)。[拡大]

彼ら以外にも今大会へ向けて、ファイナリストを経験した芸人たちは気持ちを仕上げてきている様子。ミキ昴生は「優勝するなら今年」と宣言し、見取り図・盛山は「毎月単独ライブやっていてネタいっぱい作ってます。最近とあるYouTuberが『あたおか』って言ってて、あなた盗んでますよねって言われるけど、本家は僕や!」と訴える。トム・ブラウン布川は「月収が2、300倍くらいにはなった」と昨年からのステップアップを誇り「同じロン毛の見取り図・盛山には負けたくない」とライバル意識を燃やす。盛山が話し始めた途端、彼の胸をみちおが笑顔で触るという謎めいたくだりも頻発。ゆにばーす・はらが川瀬名人とファンの間で勃発したケンカについて暴露すると、川瀬は強い言葉を発したあと「語尾に『w』付いてるから! ただ表情に出ないだけなんで! 皆さん楽しく!」と弁明した。

まつげエクステをしていると話すアインシュタイン稲田。

まつげエクステをしていると話すアインシュタイン稲田。[拡大]

ファイナリストの経験こそないものの今後の活躍を期待される各組も負けてはいない。アイン稲田は「大阪ではやっとお客さんが慣れてくれた。準決勝で東京に来た途端、お客さんが付いてきてくれなかった。今年は顔をなじませてるので、もう慣れてほしい」とリクエスト。そんな稲田は増毛中で「増毛だけではなくて最近はマツエクも始めちゃいました。施術した人に『まつ毛、あります?』って言われた」とまつ毛エクステ時のエピソードでも笑いを誘う。東京ホテイソンはトム・ブラウンやマヂカルラブリーをライバルとして挙げ、ショーゴが「僕も身体を鍛えてるので決勝で脱ぎたい」とマヂカルラブリー野田クリスタルを意識していた。

EXITと陣内智則(左)。

EXITと陣内智則(左)。[拡大]

からし蓮根は大阪ではちゃらんぽらん冨好や末成由美といった先輩に密着する仕事をしていると自己紹介。たくろう赤木は会見慣れしていない様子で「こんな数のフラッシュを浴びたことない。思ったより焚いてはります。今年は一生懸命がんばってテッペン取ります」と独特のテンポでしばらくしゃべり続け、相方きむらバンドが「こんな感じでしゃべりすぎたので昨年は敗者復活戦でタイムオーバーしました」と反省する。EXIT兼近は「ダメージスーツを用意してある」「ぺこ&りゅうちぇるだけには負けたくない」「優勝賞金で“泡パぶっかま”」とチャラく言ってたが、相方りんたろー。が「本当は賞金で両親にマンション買いたいって言ってました」とフォロー。またりんたろー。は「会いたかったDJ KOOさんに会えちゃった。唯一著名人で去年M-1の順位を当てた」とお笑いナタリーでも展開した優勝予想を引き合いに出し「『今年はあるよ!』って言われたのでがんばります」と誓った。

“くさし亭仁鶴”として厳しくコメントする霜降り明星せいや。

“くさし亭仁鶴”として厳しくコメントする霜降り明星せいや。[拡大]

そんな彼らへのアドバイスを王者の霜降りが求められるコーナーも。そこでせいやは“くさし亭仁鶴”に扮して「このメンバー、今年がんばってネタ作ると思います。でも1組もファイナリストおらんなー。準決勝でウケて終わりや!」と根こそぎくさして笑いを誘った。なお会見の前半には昨年のM-1で準々決勝にまで進出して「ベストアマチュア賞」を受賞した、森田まさのり長田悠幸の現役マンガ家コンビ・漫画家も登場。漫才をテーマにした森田のマンガ「べしゃり暮らし」がテレビ朝日系でドラマ化される話題も挟みつつ、今年の挑戦について森田が「今年は長田くんがネタを書いてます。今どうしようかなと」と悩んでいる様子を見せた。

関連する特集・インタビュー

この記事の画像(全35件)

読者の反応

  • 4

トム・ブラウンみちお🐸 @tom_mitio

今年ももうこの季節。

優勝したいんですよぉー。絶対にぃー。

https://t.co/0olfwteP8A

コメントを読む(4件)

関連記事

トム・ブラウンのほかの記事

リンク

関連商品

このページは株式会社ナターシャのお笑いナタリー編集部が作成・配信しています。 トム・ブラウン / ゆにばーす / アインシュタイン / 霜降り明星 / ミキ / 見取り図 / からし蓮根 / たくろう / 東京ホテイソン / EXIT の最新情報はリンク先をご覧ください。

お笑いナタリーではお笑い芸人・バラエティ番組のニュースを毎日配信!ライブレポートや記者会見、番組改編、賞レース速報など幅広い情報をお届けします。