神保町花月のラインナップ発表に芸人たち気合い十分、しずる池田「臨むところだ」
2018年12月4日 18:38
6 お笑いナタリー編集部
本日12月4日、東京・神保町花月の「2019年公演ラインナップ発表会」が同劇場で開催され、板尾創路ら多数の芸人が登壇した。
会見の冒頭では、神保町花月で芸術監督を務める湊裕美子が「この劇場を、次世代を担う脚本家や演出家に『この小さな空間で暴れてやろうやないか』と面白がってもらえるような場所にしたい。彼らがよしもとのタレントとどんな化学反応を起こすのか。ここから次世代の作り手たちが飛び立っていくと思うと私もワクワクします」と、さまざまな劇団のクリエイターと積極的にコラボしていくことを宣言。続いて、シューレスジョーや光永が参加する「アクティブリーディング『それから』」、板尾創路らが出演する「莫逆の犬」といった公演が発表された。
「莫逆の犬」の紹介パートでは、この演目上演の発起人でもある板尾が「『外の劇団の方と何かを』という話を劇場からもらって、最初に思い浮かんだのがONEOR8の田村(孝裕)くんでした。彼は厳しいので、若手にいつもと違う雰囲気の中でものを作ってもらえたら面白いなと声を掛けました」と説明。この作品はONEOR8が2008年に初めて上演したものだそうで、「再演にあたって、田村くんが僕に合わせて役を書き換えてくれた。そんなことされたらプレッシャーなのでやめてほしかった」と冗談交じりにコメントし、会場の笑いを誘った。
会見には来年3月以降の公演に出演予定の芸人も登壇。伊東祐輔(おしゃれ紳士)脚本作品に参加する2700ツネは「最初、オファーがあったときは『お芝居はやるつもりない』と断ったんです。でもマネージャーに『こんな感じのイメージです』って動画を見せてもらったら、いろんな男の人が裸で踊ってまして……。自分に向いてると思って即答で『やるよやるよ』と意見を変えました(笑)」と裏話を明かす。
高校の演劇大会後に行われた教師たちの慰労会を山田佳奈(□字ック)が描く作品に出演するのはしずる。もともと芸人志望だった教師役を担当する池田は「俺、バカだし、難しいことわかんねえけど、やってほしいって言われたらやるし。おい、記事に書いとけ。『臨むところだ』ってな」と記者たちを威圧するように述べ、相方・村上は「『一生懸命がんばります』と言っています」と無理やり意訳してみせた。
来年6月にはライスとサルゴリラが出演し、鎌田順也(ナカゴー)が脚本・演出を担当する作品も。ライス関町は「『キングオブコント』で優勝してお芝居系の仕事がくると思ったら、あまりこなかった(笑)。これを機に役者仕事が増えていけば」と夢を語り、相方・田所は「この間の映画仕事、相方は普通に出演して僕は声だけだった」と切ないエピソードを披露していた。
川尻恵太(SUGAR BOY)の作品に参加するなだぎ武は「川尻さんは、芸人を泳がすところは泳がせて、決めるところは決める演出をしてくれる。次はがっつりコメディをやりたい」とコメント。川尻は「僕たちが登場するのは来年12月。2019年前半も面白いものがいっぱいあると思うので、そのいいところをバレないように入れていくスタイルで1年間の総決算になる作品を作りたい(笑)」と意気込んだ。
神保町花月2019年公演ラインナップ
アクティブリーディング「それから」
日程:2019年1月17日(木)~1月27日(日)
脚本・演出:須貝英
出演:宮下雄也 / 永田彬 / 岡田あがさ / 加藤理恵 / 齋藤陽介 / 村上誠基 / 尾崎桃子 / 浅野千鶴 / シューレスジョー / 佐助 / 光永 / 大谷麻乃
「莫逆の犬」
日程:2019年2月20日(水)~3月3日(日)
脚本・演出:田村孝裕
出演:板尾創路 / 宮下雄也 / 冨田直美 / 山口森広 / 恩田隆一 / 大谷麻乃 / ヒラノショウダイ / 入間国際宣言・西田どらやき / 奈良岡にこ
「タイトル未定」
日程:2019年3月27日(水)~4月7日(日)予定
脚本・コンセプトディレクター:伊東祐輔
出演:池田遼 / 2700ツネ ほか
「タイトル未定」
日程:2019年4月下旬予定
脚本・演出:山田佳奈(□字ック)
出演:しずる
「タイトル未定」
日程:2019年5月中旬予定
脚本・演出・出演:福田転球 / 山内圭哉
「タイトル未定」
日程:2019年6月中旬予定
脚本・演出:鎌田順也(ナカゴー)
出演:ライス / サルゴリラ
「タイトル未定」
日程:2019年12月初旬予定
脚本・演出:川尻恵太(SUGARBOY)
出演:なだぎ武 / 宮下雄也
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