出るか新たなスター、NSC東京16期生入学式レポ

本日4月21日に日本教育会館（一ツ橋ホール）にて、吉本興業の芸人養成学校・NSC東京16期生の入学式が行われた。

今期の入学者は700人強で、これまでで最多の入学者だった8期生と同等の規模。とくに女性の入学者数は過去最多となっており、全9クラスのうち1クラスが女生徒のクラスになる。

入学式では、ギターのシマッシュレコードや、ファゴットの空想旅行・往蔵ら、神保町花月などで活躍する楽器隊が賑やかに新入生を歓迎。最後はトランペット担当のGO！皆川がいつもより長めの「ウンチョコチョコチョコピー」を後輩たちへのはなむけの言葉として贈った。

挨拶では坂内光夫取締役が「これからは見られる立場を意識してほしい。世の中に溢れている情報をいかに活かすを考えてください」と激励。NSCディレクターからは早速腹式呼吸のレクチャーがあり、「芸人たるもの、マイクがあろうとなかろうと舞台の隅から隅まで声が届くように」という教訓とともに、「笑いで人を幸せにしてください」というメッセージを送った。

その後担当者からは連絡事項のほか、厳しい言葉も。「遅刻厳禁は当たり前。犯罪行為はもちろん、度を越した非常識な態度はクビもありうる」と注意を促した。

16期生は4月28日からクラス別に授業が開始。お笑い、演技、ラッキィダンスなどの勉強を行う。この中からまた新たなスターが生まれることを期待して待とう。

なお、4月15日から17日まで行われた15期生の卒業公演では約350名の生徒たちがこれまでの成果を披露。ダンス、集団コント、選ばれた芸人たちによるネタ、ゲームコーナーなどを行った。4月18日には、AGEAGEシステムのうちどのランクのライブからスタートできるかを賭けたネタ見せライブ「卒業大オーディションライブ」が開催され、その結果、もっとも上位のライブ「MAE AGE」スタートが鬼越トマホーク、ブラックリスト、その下のライブ「AGE AGEチャレンジ」スタートがデニス、チークタイム、ニューヨーク、その他の15期生はすべて「AGE AGEプロジェクト」からのスタートとなっている。いち早く彼らのネタが見たい人はライブに足を運んでみよう。