玉袋筋太郎が昭和の"絶滅危惧種"をまとめた本出版

4月21日に、浅草キッド玉袋筋太郎の単行本「絶滅危惧種見聞録」（廣済堂出版）が発売される。

これは、懐かしい昭和のにおいがする人や場所を玉袋が訪ね歩き、エッセイや対談としてまとめたもの。表紙に登場している小人マジシャン「マメ山田」や、全国からトラック野郎たちが集まる「一休食堂」、とび職人御用達の豆札職人など、玉袋が愛してやまない"絶滅危惧種"について綴られている。

芸人との交友録としても、先輩ダンカンと通ったディスコ「ゼノン」の思い出や、新宿最後のグランドキャバレー「クラブハイツ」における江頭2:50との感動秘話、ポール牧の元マネージャーがマスターを務める「スナック ホワイトハウス」で聞いた関東昭和芸人の世界など、数々の濃厚なエピソードが収録。師匠・ビートたけしの追っかけ時代の話も登場する。

ほかにも、漫画家・東陽片岡と玉袋が"絶滅危惧種"の魅力を語った3万字対談や、後輩・ほたるゲンジ桐畑が玉袋へ送る熱いメッセージなど、盛りだくさんの内容。リアルな昭和を語り尽くした玉袋が「俺の名刺代わりになる本ができたよ！」と胸を張る一冊となっている。玉ちゃんファンはぜひチェックしよう。

なお、4月23日には東京カルチャーカルチャーにて、ライブ会場をスナックに見立てたレギュラーイベント「玉袋筋太郎の"スナック玉ちゃん"新歓コンパ」が開催される。新年度にスナックデビューしたい人は足を運んでみよう。