おばたのお兄さんが舞台「MOTHER」で特攻隊員役「奥さんより先に死んじゃいけない」

9月13日（木）、東京・東京グローブ座公演を皮切りに全国4会場で上演される舞台「MOTHERマザー～特攻の母 鳥濱トメ物語～」におばたのお兄さんが出演する。

初演から10年目を迎える「MOTHERマザー」は、大東亜戦争末期の時代、特攻隊員たちから“母”と慕われた軍指定食堂のおばちゃん・鳥濱トメの半生を描くもの。おばたのお兄さんは東京公演の3公演に登場し、実在した特攻隊員・穴井少尉を演じる。

今回が6年目の参加となるペナルティ・ワッキーに誘われ、参加を決めたというおばた。現在稽古中で、「家に帰って『ただいま！』って奥さんに会っただけでちょっと泣きそうになったりします。婚約者を残して特攻に行った穴井は結局結婚できなかったから。『ああ、この人より先に死んじゃいけないな』って、より奥さんのことを大切に思うようになりました。このお話に触れて『しっかり生きよう』ってめちゃくちゃ思った」と本作から受けた影響について語っている。