「ラジオの自主練で笑い合っていた」東京ホテイソン、オールナイトニッポン0挑戦

2018年8月23日 12:00 429 4 お笑いナタリー編集部

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東京ホテイソンが、来週8月27日（月）からニッポン放送「オールナイトニッポン」「オールナイトニッポン0（ZERO）」で展開される「お笑いラジオスターウィーク」に登場。お笑いナタリーでは「オールナイトニッポン0」を初めて担当する彼らに話を聞いた。

東京ホテイソン。左がたける、右がショーゴ。

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1年ほど前、いつか来るだろう「オールナイトニッポン」のオファーに備えて、2人だけでラジオのようなものを録音しては笑いながら聴き返していたという彼ら。今回マネージャーからの連絡を受けて、ショーゴは「ノリで練習していただけなので、まさか本当にANNが決まるとは」と驚いたといい、ラジオにそれほど親しみがないたけるは「『テレッテ♪』のやつだ！と思いました」と素直に当時の心境を告白した。改めてANNのラインナップを調べ、ナインティナイン岡村やオードリー、またかつてのくりいぃむしちゅーや笑福亭鶴光といった歴代パーソナリティの名前に緊張が走ったと述べるたけるに、ショーゴは「3段階くらい遅い」と呆れ顔。そんなショーゴは清掃員として働いていた時代、「オードリーのオールナイトニッポン」などを聴きながら仕事に励んでいたと思い出を明かす。

東京ホテイソンの持ち味といえば岡山の郷土芸能・備中神楽をモチーフにした特徴的なツッコミだが、もともとはコンビ間の“ノリ”だった。新ネタライブでネタに困っていた2人は「あのノリを漫才でやってしまおう」と出番5分前に打ち合わせ。あのフレーズは思っていた以上にウケた。これが約2年前のことで、今年の「ABCお笑いグランプリ」では2点差で優勝に迫るなど熟成しつつある。「たけるのできることだけやっていく」というショーゴに新しい掛け合いの構想はないのか尋ねると、「（たけるが好きな）妖怪ツッコミ」というアイデアを出してくれた。さらにショーゴが「妖怪ツッコミ、何かある？」とムチャぶりすると、たけるは「（相方が）ボケたら、まず最初に『ツッコんじゃうぞー』っていうのを入れてからツッコみます（笑）」と応えてみせた。

ミーハーでカラッとした性格のたけるに対し、ミステリアスな雰囲気のショーゴ。Wikipediaを覗いてもショーゴの情報は極端に少ない。お笑い以外にほとんど趣味がないといい、唯一、最近は「なめられたくない」と身体を鍛えるのが楽しいらしい。ラジオではそんなショーゴの意外な一面にも期待できそうだ。たけるも「僕の知ってるショーゴの情報をしゃべるより、僕も知らない情報をラジオで引き出せたらいいですね」と楽しみにしている様子。一方のショーゴは「たけるにムチャぶりしたいです。トークというよりたけるで遊べたらいいな（笑）」と語った。

番組では、東京ホテイソンの漫才にちなんだコーナーを展開。2人のやり取りに当てはめたボケとツッコミをリスナーから募集し、たけるが「正解のツッコミ」がなんなのか当てるクイズ企画で、土壇場に追い込まれたたけるの魅力が発揮されそうだ。カラオケボックスで録音していたいつかの“練習”では、ラジオにもかかわらず顔芸をして爆笑していたという2人。実際のラジオブースでどんなトークを繰り広げるのか、8月27日（月）深夜の生放送で確かめよう。