月亭八方の芸能生活50周年ツアー、12月にはバンコクへ

月亭八方が、自身の定期公演「落語誘笑会」を芸能生活50周年公演として愛知、東京、徳島、兵庫、大阪で開催する。

1968年に2代目桂小米朝（月亭可朝）に弟子入りし、噺家の道を歩み始めた八方。2011年から大阪・なんばグランド花月にて「月亭八方 落語誘笑会」を定期的に開催しており、50周年を飾る今年は月亭八光、月亭方正と共に本ツアーに出る。12月にはタイ・バンコクでも実施。昨日8月6日に大阪での会見に臨んだ八方は、これまでの50年を鮮明に覚えていると話し、「総括に入ろうかということで、あの世で待っている月亭可朝の元に再度入門を伺う節目にしたい」と笑いを交えて語った。

質疑応答の場面で八方の50周年について師匠がなんと言うと思うか問われると、「『そないなるか』とか『弟子やったん』とか、照れ隠しをおっしゃるんじゃないか」と予想する。さらに入門当時「師弟と言うけど1年ずつ交代しよう」と提案されたエピソードを披露し、「（50周年と伝えたら）どっちの番やった？ってお祝いしてくれそう」と思いを馳せた。

9月1日（土）の東京公演には高田文夫がゲスト出演。また10月26日（金）開催の大阪公演にも多数のゲストが予定されている。

※記事初出時、出演者の一部に誤りがありました。訂正し、お詫びいたします。