「人間」は又吉にとって「火花」(文藝春秋)、「劇場」(新潮社)に続く長編小説3作目。東京でマンガ家の夢に破れた男が、かつて同世代の仲間たちと過ごした日々を振り返るところから物語が始まる。
連載開始にあたり、又吉は「子供の頃から、紙に『人間』という文字を書くと、ゲシュタルト崩壊が発生します。手順が多いためか、『間』の字が大きくなったり崩れたりします。その感覚は、自分が人間そのものについて考えているときの混乱と似ています」とコメントした。
ピース又吉 コメント
この機会に、「人間」という小説を書いてみようと思います。
子供の頃から、紙に「人間」という文字を書くと、ゲシュタルト崩壊が発生します。手順が多いためか、「間」の字が大きくなったり崩れたりします。その感覚は、自分が人間そのものについて考えているときの混乱と似ています。
物語は、書き手である自分と同年齢の主人公が、38歳の誕生日を迎える場面から始まります。
ピースのほかの記事
関連商品
リンク
- ピース プロフィール|吉本興業株式会社
- 毎日新聞社
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
ショーマ @might_be_night
ピース・又吉直樹の新作小説「人間」毎日新聞夕刊で連載、マンガ家の夢破れた男の物語(コメントあり) - お笑いナタリー https://t.co/K2PvTgZm2A