これは約15年前に関西テレビの番組でタッグを組んでいた鶴瓶となるみが、ゲストのピーコ、野々村真、板東英二らと共にテレビを語る1時間半。街の人やスポーツ選手の「人生に影響を与えたテレビ番組」も紹介される。「パンチDEデート」「おはよう朝日です」など関西発の番組が話題となる中、とある男性が挙げた「ローティーンおさわがせテレビ」は、鶴瓶が「深夜番組のようなエラい番組やった」と振り返るほど衝撃的な番組だったとのこと。当時の映像で用いられた赤裸々な表現に一同は唖然とする。
そのほか「明石家さんまに影響されて僕の人生は変わった」「(やしき)たかじんが出ているからテレビを観ていた」といった視聴者の声や、板東が自身の成り上がりの歴史をおさらいするコーナーも。収録後、鶴瓶は「自分にとっての大事な思い出のテレビを僕らと一緒に重ねてもらいながら観ていただきたい」、なるみは「楽しかったです! 会えてよかった!板東さんに」とコメント。さまざまな角度からのテレビ談義に耳を傾けてみては。
笑福亭鶴瓶となるみ コメント
──収録を終えて、いかがでしたか?
鶴瓶:久しぶりな感じの収録やったね。打ち合わせもなく、バッと来て、バッとやる番組ね。大阪ならではちゃうかなー。あと、なるみがうまなってたわ!
なるみ:一緒に仕事するのは、15年ぶりですもんね。突然電話がかかってきたりは、しますけど(笑)。
──収録中、鶴瓶さんから「テレビはカンテレが初めてやった」という言葉がありましたが?
鶴瓶:そやねん。鶴瓶の名前がタイトルに付いて、自分で企画出して作った最初の番組は、カンテレの「鶴瓶のミッドナイト・トレイン」っていう番組やねん。それに、俺のツレとして、たかじんが出たんやけどね。1981年頃やな。
──お2人にとって、人生に影響があったなあと思うテレビ番組は何ですか?
なるみ:深夜の漫才コンテストの番組で高校1年生のときに優勝して20万もうて。「しゃべるだけで20万もらえるなんて、ボロい商売やなー」と思って、この世界入ろうって思ったんです。カンテレのその番組が、転機になったテレビ番組かなー。
鶴瓶:俺は、40何年前のテレビって笑いも違うし、そんな影響されへん(笑)。
なるみ:作ってった感じなんでしょうねー。新しいことしようって。落語って古典があるからまじめな人ってイメージでしたけど、めちゃくちゃな大人が出てきた最初が、鶴瓶さんなんでしょうね。
鶴瓶:落語家も多かったから、それとは違う感じで出たかったというのもあったな。オーディションで勝ち取っていった感じやな。自分で制作会社作って、やり出したりな。自分で表現しないと生きていけない時代になっていった気がするなー。
なるみ:自分で会社作るとかって、今でこそあることやけど、鶴瓶さんがさきがけなんでしょうね。
──最後に番組の見どころをお願いします!
鶴瓶:自分らの思うテレビ、自分にとっての大事な思い出のテレビを僕らと一緒に重ねてもらいながら観ていただきたいですね。
なるみ:たくさんの懐かしい番組が出てきます。「ああ、これ観てた観てた」って一緒に共感して楽しんでいただければと思います! あとは、会えてよかった!板東さんに。この番組のおかげです(笑)。
カンテレ開局60周年特別番組 鶴瓶&なるみのテレビのコト聞いてみよ!
関西テレビ 2018年6月30日(土)15:55~17:30
<出演者>
MC:
ゲスト:ピーコ / 野々村真 / 板東英二
進行:新実彰平(関西テレビアナウンサー)
宮根誠司
笑福亭鶴瓶のほかの記事
リンク
- カンテレ開局60周年特別番組 鶴瓶&なるみのテレビのコト聞いてみよ! | 関西テレビ放送 カンテレ
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
鶴瓶「自分で制作会社作って、やり出したりな。自分で表現しないと生きていけない時代になっていった気がするなー」/鶴瓶となるみがMCタッグ、ピーコや板東英二と懐かしテレビ談義 - お笑いナタリー https://t.co/drPkr3VL9n