オードリー若林の旅行記が「斎藤茂太賞」受賞、ピュアな視点に高評価

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オードリー若林の書籍「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」(KADOKAWA)が第3回「斎藤茂太賞」を受賞した。

「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」表紙

「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」表紙

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「斎藤茂太賞」は一般社団法人日本旅行作家協会が、創立会長の故・斎藤茂太氏の功績を称え、2016年に創設した賞。長年にわたり世界と日本の旅行文化の発展に貢献した斎藤氏の志を引き継ぐべく、旅に関する優れた紀行文、エッセイ、ノンフィクションを表彰している。

昨年7月に発売された「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」は、ネオンや広告にまみれた東京にどっぷりつかった自分の現状に疑問を感じ、キューバへ5日間の旅に出た若林の体験が綴られたエッセイ。プライベートで撮影した滞在中の写真も多数掲載されている。

審査員を務めた作家・下重暁子は「航空券の予約サイトで見つけた、たった1席の空席。1人キューバに旅立った3泊5日の弾丸旅行を綴る本書はそのピュアな視点、ものの考え方も高評価の対象となった」とコメント。同じく審査員の椎名誠から「純文学」という言葉が飛び出したことも明かし、「お笑いの世界でも大活躍の著者が、文筆家としてさらに飛躍することを期待したい」と語った。

授賞式は7月26日(木)に都内で行われる。

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村井理子 @Riko_Murai

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