ハッポゥくんが「できたくん」に改名、工作エンタテインメント掲げ書籍もリリース

本日5月4日、発泡スチロールを使ったネタでおなじみのハッポゥくんが「できたくん」に改名した。また書籍「できたくんのできできできた～」（主婦と生活社）を7月6日に発売する。

できたくんへの改名のきっかけは「これからは発泡スチロールにこだわらずにいきたい」「“工作エンタテインメント”を掲げた活動をさらに活発にやっていきたい」という思いだった。彼は自著「できたくんのできできできた～」を執筆するにあたって改名を決意。「ゆくゆくはEテレで工作の番組をやりたいです。第二のワクワクさんを狙って（笑）」と今後の展望を語る。

「できたくんのできできできた～」は、紙コップだけを使って簡単に作れる動物を紹介する書籍。ラインナップはペンギン、ゴリラ、タコ、カメ、アルパカ、サル、パンダ、カンガルー、ティラノサウルスなど多種多様だ。書籍には「工作は見てもやっても楽しいんだと広めたい」というできたくんの思いが込められており、子供でも簡単に取り掛かれることから紙コップが題材に選ばれた。

できたくんが特に気に入っているのはハリネズミ。彼は「一見難しそうに見えるかもしれないんですが、実は直線の切れ込みを入れているだけ。紙コップの形を残しつつハリネズミの形を表現できた」と語る。また紙コップ40個を使った大作・ドラゴンの作り方も掲載される予定で、できたくんは「チャレンジしたい人はぜひ！」と呼びかけた。

書籍には、紙コップ工作が題材の映像ネタを収録したDVDも付属する。できたくんはこの出来について「子供も楽しめるけど、お笑いの要素が入っているので、大人が見ても笑える作りになっていると思います」と太鼓判。DVDには古坂大魔王が編曲を担当した楽曲が3曲使われているそうで、「古坂さんの色が出ていて耳に残ります。作ってもらったのは結構前で、PPAPが公開される1週間前だったんですよ。だから、その頃の“降りてきてた”古坂さんが生み出した曲になっています（笑）」と明かした。注目ポイントが満載の書籍「できたくんのできできできた～」をぜひチェックしてみよう。