「もやしもん」実写化！笑い飯西田とバッファ木村が出演

2月21日に東京・内田洋行 ユビキタス協創広場 CANVASにて「ノイタミナラインナップ AR記者発表」が開催された。

「ノイタミナ」とは、2005年からフジテレビが設けているアニメ枠のこと。“普段アニメを見ない人がアニメを好きになるきっかけとなる作品”、“目の肥えたアニメファンがワクワクできる作品”をコンセプトに、これまで「ハチミツとクローバー」や「のだめカンタービレ」などの話題作を放映しており、この4月からは放送時間が30分から1時間に拡大されることになった。

会見の司会は米粒写経サンキュータツオ。アニメ好きとあって、システムトラブルの際にもアニメの知識で見事に間をつないだ。今回発表されたのは森見登美彦原作の小説「四畳半神話大系」、オノ・ナツメ原作「さらい屋五葉」、石川雅之原作「ドラマ『もやしもん』」、小説・小野不由美、漫画・藤崎竜原作「屍鬼」、東村アキコ原作「海月姫」という新たなラインナップ5作品。「ドラマ『もやしもん』」は、2007年のアニメ化時に高視聴率を記録したことを受けての、ノイタミナ枠初の実写作品だ。

このドラマ「もやしもん」に出演するのが、原作キャラ・美里薫の姿形がそっくりと評判の笑い飯西田と相棒・川浜拓馬役のバッファロー吾郎木村。会見に登場した西田は「原作とそっくりだということでやらせていただきました。これはありがたいです」とにこやかに挨拶をした。続いた木村も「僕も原作とそっくりと言うことで」と挨拶し、会場から失笑を買うと「いやいや頭とかそっくりなので」と自らの必要性をアピール。レギュラーでのドラマ出演は初めてという西田だが「演技はまったく普段通りにやりました。格好も舞台衣装とそっくりで。難しくなかったです」と自然体で臨んだようだ。木村は「大学2年生の役と聞いたので、僕前厄だけど大丈夫かマネージャーに確認してもらいました」と、少々無理を感じていたことを明かした。

放送は7月からを予定。詳しくはオフィシャルサイトで確認を。まだ原作を見たことがない西田ファンはドラマの前にコミックをチェックしてみては。原作ファンは今後発表されるキャストにも注目しよう。