“名審査員”アンガールズ田中が熱弁「敗者にも必ず光るところがある」

明日12月24日（日）、「にちようチャップリン」（テレビ東京系）にて「お笑い王決定戦」グランドチャンピオン大会が展開される。

今年10月にスタートし、優勝賞金300万円を懸けて総勢42組がネタバトルを繰り広げてきた「お笑い王決定戦」がついに決着。ジェラードン、超新塾、しゃもじ、ラフレクラン、アイデンティティ、うしろシティ、マルセイユに加え、先週オンエアの敗者復活戦を制したネルソンズが明日のグランドチャンピオン大会に駒を進めている。

グランドチャンピオン大会の収録前には記者会見の場が設けられ、そこで語られた出場者の意気込みは12月10日の記事で伝えた通り。会見には「お笑い王決定戦」の進行役を務めてきた千鳥と審査員のアンガールズ田中も出席し、決勝に挑む後輩たちを鼓舞していた。「にちようチャップリン」の審査は出演者の予想を裏切る結果となることが多く、千鳥ノブは「（グランドチャンピオン大会は）ちょっと変なメンバーです（笑）。今までの大会にないような、いろんな芸人が入り乱れてる。非常に予想が難しくてそこが面白い」とコメント。大悟は「僕も大会に何度も出ていて、こういう記者会見の経験もしています」と前置きし、「僕らの出てた大会はすごい緊張感なんですけど、それと比べて今裏にいる出場者たちに緊張感がない！（笑） 非常にリラックスしたいい大会になっています。日頃の実力を出せるんじゃないか」と期待を寄せた。

毎回、的確なコメントで若手のネタを評価、分析しているアンガールズ田中は「大会っていうのは勝者が生まれると同時に敗者も生まれるもの。敗者には負けただけで終わってほしくない。負けた中にも必ず光るところがあった、そういうところをしっかり伝えて終わる、それが『にちようチャップリン』なんです！」と熱弁。「熱いなあ！」とノブにツッコまれながらも「それが我々審査員の役目」と芸人思いな面を見せる。ネタ順については「お客さんがどこで最初に笑うか。いきなりドンと笑いが起きると後半辛い」とトップバッターでも優勝の可能性はあると解説した。バトルの行方ばかりでなく、出場者たちや番組MC内村光良のコメントにも注目しながらネタを楽しもう。