ダイアン津田扮する鈴木雅之がスチャダラパーとブギー・バック！岸大介も紛れ込む

明後日11月5日（日）まで大阪・インテックス大阪5号館、2号館にて開催される「KOYABU SONIC 2017 supported by タウンワーク」。初日となる本日3日には、ダイアンがスチャダラパーと「今夜はブギー・バック」でコラボレーションを果たした。

スチャダラパーは自身のステージを終えた後、「コヤソニ」を主宰する小籔千豊とのトークで同フェス恒例の「今夜はブギー・バック」をやり残していると話し、大物を予感させる口ぶりでゲストを呼び込む。小沢健二の「ラブリー」が流れ出し、観客の期待が高まる中、ステージ袖から現れたのはダイアン西澤扮する架空の太秦役者・岸大介。彼は9個買ったうちの6つを食べ終え、残り3つになったフィレオフィッシュが入っている紙袋を持ちながら「何してますのん？」ととぼけ顔でトークに入ってきた。

「岸大介の男くの一」「サイコメトラー岸大介」を撮影中だという岸大介は、67時間の空き時間を潰すうちにステージに迷い込んでしまったようで、スチャダラパーの面々は「思ってたゲストと違うなあ」と首をかしげる。改めてゲストを呼び込むと、「ラブリー」に乗せて今度はダイアン津田扮する鈴木雅之が登場。緊張気味で挨拶の声が小さくなってしまった津田は、岸大介に「ガチガチやしテカテカ」と指摘され、苦笑いする。

Boseの「スペシャルなブギー・バック見せます」という言葉を合図に、小沢健二のパートを鈴木雅之（津田）が歌う「今夜はブギー・バック」がスタート。津田は途中で歌詞を確認しつつもソロパートを力強く歌唱し、最後は歌詞をすべて「違う、そうじゃない」に替えて観客の爆笑をさらった。パフォーマンスが終わると、小籔は「何しとんねん、ずっと！」と津田にツッコミ。さらに曲の最中、拳を振り上げながらステージ上を右に左に移動するだけだった岸大介にも「ウロウロすな！」とツッコんだ。Boseは「これこそ東京では絶対見られない！」と今回のコラボに満足そう。SHINCOは「津田くん最高（笑）」と喜んでいた。

その後、ダイアンとスチャダラパー、小籔が囲み取材に応じ、コラボのきっかけについて説明。小籔がスチャダラパーに「岸大介・鈴木プラン」を提案し、最初は不安がっていたスチャダラパーも動画で2人のネタを確認して快諾したという。津田は「こんなに喉キュってなる!?ってくらい声出んかった」とその緊張ぶりを回想。また最前列では小沢健二の登場を期待した観客から「えー」という声が聞こえたそうで、津田は「それがむっちゃショックで」とうなだれる。そんな津田に、西澤は「すごい嫌がってたで。特にお前に。出る前ヘッドホンしてめっちゃ練習してて気合い入ってるなと思ってたんですけど、出てきてあんな声ちっさくて。ヘッドホンしてたの、フリやったんかなと思った」と津田への批判をたたみ掛けてみせ、「お前もやぞ！」と津田を激昂させた。

大きな歓声を受けていた岸大介人気を驚くスチャダラパーは、「岸大介でキャーって言ってる、おもろ！みたいな」（Bose）、「東京では受け入れられない感じ（笑）」（ANI）とコメント。またちょうどステージ後、小沢健二からの電話を受けたというBoseが「岸大介とコラボしたって言ったけど伝わらなかった（笑）。でも『面白くしてくれてありがとう』って言ってました」と津田を安心させる場面もあった。

「コヤソニ」は明後日11月5日（日）まで同所で開催。本日はタイムテーブルにないサプライズの演出も多数用意されており、明日以降も期待できそうだ。