ロバートの完全フリーな冠番組がテレ玉でスタート「まずは千鳥にありがとう」

ロバートの冠番組「ロバートの秋山竜次音楽事務所」（テレビ埼玉）が来月1月9日（月・祝）にスタートする。

「ロバートの秋山竜次音楽事務所」は“歌あり、踊りあり、笑いあり”のロケ番組。音楽事務所の社長・秋山と新入社員・山本、秋山の友人で別会社の社長・馬場に扮したロバートが、埼玉のさまざまな街に繰り出して未来のスター候補を探す。

本日12月26日には吉本興業東京本部で同番組の記者会見が行われ、ロバートが出席した。キャラになりきった秋山は、集まったマスコミに自らの名刺を配りながら「どこの媒体？」と聞いて回る。そして「うちの事務所は皆さんご存じ、ポップスの『若木けいじ』が所属しています。あと最近出てきたバラードの『三谷兄弟』とか、ダンス＆弾き語りユニットの『LAKES』ね」と所属アーティストを紹介。さらに「AV女優の『町田愛』ちゃんもいます。もともと私の知り合いだったんだけど、もう『出ろ！』つって脱がしてさ、デビューさせたんだよ」と語り、山本から「めちゃくちゃ胡散臭いな！」とツッコまれた。

続いて馬場が「今回、この番組の出資やってます『有限会社ワールド・ハート』の馬場です」と自己紹介。山本から「出ちゃダメだよ！ 出資の人は出ちゃダメ！」と指摘されるが、「出ちゃうタイプの人です」と笑みを浮かべる。続けて「うちの会社は儲けとかじゃなくてボランティアやってるみたいなもんです」と話し、秋山も「この人はさ、誰かが笑顔になることには全部お金出すんだ！ 俺はその精神が好きなんだよ！」と熱弁した。

その後、ロバートの3人は改めて番組の話を受けたときのことを回想。秋山は「どんな感じの番組になるんだと思ったら、完全なるフリーでこっちが決めるというね」「最初『番組名は何がいいですか？』って聞かれて。決められるの!?っていう。単独ライブじゃねえかと思いました」と裏話を明かす。

また同番組のスタッフが千鳥の冠番組「いろはに千鳥」と同じであることから、秋山は「千鳥がテレ玉の番組で活躍して地盤を作ってくれた。だから、まず千鳥にありがとう」と述べて取材陣の笑いを誘う。さらに「『いろはに千鳥』のスタッフは1日8本撮りすることで有名ですから。感覚がおかしくなっちゃってるんでしょうね、何もない住宅街とか移動中の路地でもカメラが回ってて。しかもそこがふんだんに使われる。だからこそ芸人の腕の見せ所ですね。こちらも遠慮はまったくしないつもりです」と意気込んだ。

記者からは「これからどんなところに行きたいか」という質問も。これに対し秋山は「やっぱりその土地の地産地消っていうのかな。地元の風俗産業というか“地のもの”をね……」と回答し、山本から「そういう話をするところじゃないです！ “地のもの”って言うのやめてください！」と注意を受ける。しかし秋山は最終的に「俺は風俗ビルを出したいんだ！」と本末転倒な宣言をし、山本を呆れさせていた。