伝説の「宇田川フリーコースターズ」が世界デビュー
2009年8月17日 16:46
本日8月17日、
宇田川フリーコースターズは、9月9日に全7曲+オリジナルラジオコント3本を収録したミニアルバム「みなさんのうた」をリリース。このCD発売に先駆けて本日より世界26カ国に向けてiTunes StoreなどによるPC配信や着うた配信を開始する。
歌唱披露も兼ねたこの会見では、「紅白を狙います!」(日村)、「これを機に世界26カ国をツアーで回りたい」(小木)など、それぞれが意気込みを熱く語ったが、なぜか報道陣は半笑いで対応。記者からの「本当にやる気あるんですか?」の質問に「エグザイルにも同じ質問できるんですか!?」と矢作がキレるなど、終始笑いに包まれた会見となった。
「みなさんのうた」は、「大人の童謡集」をコンセプトにしたミニアルバム。雄大な富士山を目の前にした男の気持ちをメンバー全員で歌うリード曲「富士山」のほか、日村が歌うタンゴ風の「プンスカプン」、矢作が歌う沖縄民謡風の「夏が来たりてぃ」、設楽が歌うムード歌謡風の「あまえたいのに」、「おぎやはぎのメガネびいき」(TBSラジオ)で話題となった子守歌「ねむくなっちゃった」、小木が鉄棒の気持ちを歌う泥臭いブルース「鉄棒ブルース」など7曲を収録。オリジナル・ラジオコントも3本入った抱腹絶倒の内容となっている。
今回の世界デビューをきっかけに、年末には念願の紅白出場となるか!? 今後の動向にも注目したいところだ。
会見抜粋(記者からの質疑応答)
記者「まずは世界に向けてアピールを」
小木「ミナサン……コニチハ!」
矢作「そういうことじゃないでしょ(笑)」
設楽「日本語になっちゃってるし」
矢作「お前、外タレじゃないし」
記者「今回のデビューの意気込みをお願いします」
小木「これを機に旅行できたらいいなと……“旅行”って言っちゃいましたけど、ツアーで世界26カ国を回りたいですね」
矢作「働く気ないだろ(笑)」
記者「世界のみなさんにこの曲が受け入れられる自信はありますか?」
全員「う~~ん………」
(一同、笑)
日村「ありますよ、ありますよ。なんですか、その質問は」
設楽「あらためて聞かれたから、“んっ?”って思っちゃった」
記者「歌うにあたって、お手本にした歌手は?」
小木「結構バーッと声を出さないといけなかったんで……ヒューストン。ヒューストンですかね」
矢作「みんな、“ホイットニー”の方を言うんだけどね。うーん、誰を意識したんだろう? やっぱ恭兵さんになるのかな。柴田さんね、柴田恭兵さん。『ランニング・ショット』が好きでね、ずーっと聴いてましたから。どうしても自然と恭兵さんを意識しちゃいました」
設楽「僕は世代的にBOØWYが好きだったんで、BOØWYを意識しました」
矢作「京介さんのほう?」
設楽「京介さんのほうですね」
日村「僕は誰も意識してないです。歌ってそういうことじゃないじゃないですか。自分が歌いたいものを歌うっていうね」
矢作「カッコつけんじゃねえよ!」
司会「もし大ヒットしたら印税をどのように使いますか?」
小木「若い子を育てたいっていうのがありますね」
設楽「誰だよ(笑)」
矢作「野茂(英雄)的な発想だ(笑)。小木か野茂かって言われてるからね。スタジオ作ってあげたりするんでしょ?」
設楽「なんでだよ(笑)」
矢作「僕はやっぱりね、事務所ですかね。うちらの事務所が東高円寺っていうところにあるんです。雀荘の上にあるんですけど、芸能プロダクションが東高円寺にあるっていうのはありえないんで、せめて新中野ぐらいには引っ越ししたいですね。事務所を大きくしたいです」
設楽「僕はスイーツが好きなんで、『端から端まで全部くれ』って言いたいですね」
日村「僕は何にも考えてないですよ」
矢作「さっきから、あいつ何なんだよ(笑)。あいつミュージシャン気取りかよ」
日村「ミュージシャン気取りじゃなくて、おかしいじゃねえか、そんなのよぉ。普通に俺は家電ですよ、家電! 家電揃えますよ!」
(一同、笑)
司会「年末の予定はいかがですか?」
日村「あ、紅白ね。それは狙いに行くしかないでしょう!」
設楽「紅白は辞退したいと思いますけどね」
日村「何者なんだよ!」
設楽「やっぱり年末は紅白を家で見たいですから」
司会「日村さんだけは紅白に出たい、と」
日村「なんで僕だけ1人で出るんですか! みんなで出ますよ!」
宇田川フリーコースターズとは
バナナマンとおぎやはぎによるお笑いユニット。2002年8月、目黒区民センターホールにて宇田川フリーコースターズとして初のコントライブを開催。その後もトークライブなどを重ね、2004年10月に初のDVD「バナナマン&おぎやはぎ epoch conte square 宇田川フリーコースターズ」を発売した。
CDデビューするに至った経緯
2008年10月、人気深夜放送「JUNK ZERO」(TBSラジオ)の「おぎやはぎのメガネびいき」をポッドキャストで聞いたエイベックスの社員が、オリジナル子守歌「ねむくなっちゃった」を耳にする。これに感動したその社員が「CD発売のお手伝いがしたい」と、いちリスナーとして番組に投稿。そこからトントン拍子に話が進み「宇田川フリーコースターズ」としてのCDデビューが決まった。リード曲が日本を象徴する「富士山」であることから、世界に向けた楽曲配信を検討したところ、CDデビューを前にまさかの全世界デビューも決定。「大人の童謡集」をコンセプトとした全7曲に加え、オリジナル・ラジオコントを3本収録したミニアルバムとなる。
配信予定の国と地域
オーストリア / ベルギー / デンマーク / ドイツ / スペイン / フィンランド / フランス / ギリシャ / アイルランド / イタリア / ルクセンブルク / オランダ / ノルウェー / ポルトガル / スイス / スウェーデン / イギリス / カナダ / アメリカ / オーストラリア / ニュージーランド / 香港 / 台湾 / タイ / 韓国 / 日本
日本国内は着うた・リングバックトーン配信のみ本日8月17日よりスタート。日本国内のPC配信は、CD発売日の9月9日より。
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リンク
- JUNK ZERO / JUNK : TBSラジオ
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