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「上方漫才協会大賞」初代大賞はアインシュタイン、バンビーノには特別賞

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「第一回 上方漫才協会大賞」授賞式登壇者たち。

「第一回 上方漫才協会大賞」授賞式登壇者たち。

昨日1月11日に「第一回 上方漫才協会大賞」授賞式イベントが行われ、アインシュタインが栄えある初代大賞を受賞した。

これは大阪のお笑い芸能文化を継承するためのサポートをおこなってきた「上方漫才協会」の会員である芸歴およそ10年の若手芸人を対象に、各部門から選出された受賞者を発表するイベント。ステージには大賞候補にノミネートされたコロコロチキチキペッパーズ、8.6秒バズーカー、アインシュタイン、尼神インター、バンビーノら31組が勢揃いする中、上方漫才協会会長のカウスからアインシュタインの大賞受賞が発表された。

カウスは「2人が五分にわたりあう漫才、かけあいをいつも見せてくれているアインシュタインの受賞は当然のこと。実は先日、有名な『早慶戦』より前に録音されたエンタツ・アチャコ師匠の漫才が発見されたが、そこに『かけあい』という言葉があった。アインシュタインはその『かけあい』のDNAを持っている」と絶賛。一方トロフィーを受け取った2人は喜びいっぱいの様子で、「誰も獲っていない賞、関西若手の顔ですよ、言わば! 光栄です!」と胸を張っていた。

また今回はノミネート者のレベルが高く甲乙付けがたかったため、特別賞を設けてバンビーノに贈ることに。カウスが「今までにない形のネタを見せてもらったし、2人の呼吸もいい。さらにメデイアへの露出も多く、いろんな面から見て特別賞を贈ることになった」と説明すると、バンビーノ石山は「芸人になってから初めての賞です。藤田くんはすぐ叔父さんの(桂)きん枝師匠に報告すると思います」と喜んだ。

芸歴5年目以下のコンビによる「新人賞」はよしもと漫才劇場で毎月行われているネタバトル「翔GP」の審査結果により、マユリカ、ミキ、kento fukaya、ヒガシ逢ウサカ、さや香、スーパーノヴァ、男性ブランコ、蛙亭の8組がノミネート。当日披露したネタをその場で審査され、見事ミキが新人賞に選ばれた。審査員を務めた上方漫才協会副会長の中田ボタンは「今日ほどパワーがある舞台は初めて。ますます吉本は安泰です」と太鼓判。ミキ亜生は「いつもお兄ちゃんに苦労をかけてばっかりだったので、賞が獲れてよかった」と兄弟愛あふれる感想を述べた。

また、よしもと漫才劇場の観客投票で決定した「男前ランキング」ベスト20も発表。ベスト5に入ったコマンダンテ石井、アインシュタイン河井、祇園・木崎、ラニーノーズ洲崎、8.6秒バズーカー田中シングルの中から、1位に選ばれたのは祇園・木崎。なぜかざわつく客席に対し木崎が「『えーっ』てなんや! 自分らで選んどいで!」と絶叫するひと幕もあった。

イベント終了後の囲み取材で今後の目標を聞かれたアインシュタインは、「昨年、『M-1グランプリ』で悔しい思いをしたので、この賞に恥じないような結果を残せるよう1年間しっかり精進したい」(河井)、「僕みたいな奴でも賞を獲ったり、テレビに出たり、活躍したらモテるんだということをブサイクキッズたちに教えてあげたい」(稲田)と語って笑いを誘った。

「第一回 上方漫才協会大賞」結果

大賞:アインシュタイン
特別賞:バンビーノ
新人賞:ミキ
話題賞:8.6秒バズーカー
文芸部門賞:吉田たち / コマンダンテ / シンクロック / マルセイユ
トータルコーディネイト部門賞:ミキ / トット / 祇園 / ダブルアート / マルセイユ / ゆりやんレトリィバァ
オープニングアクト:K-POP芸人(祇園・木崎 / マユリカ中谷 / サンディエゴ大村 / 数学ABコメ / イブンカ・テジュ)
男前ランキング:1位 祇園・木崎 / 2位 アインシュタイン河井 / 3位 8.6秒バズーカー田中シングル / 4位 コマンダンテ石井 / 5位 ラニ―ノーズ洲崎

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