東京NSCとワタナベが同点優勝、JCAと競ったスクール対抗「ともえせん」

お笑い芸人の養成スクール3校による対抗戦ライブ「スクールJCA VS 東京NSC VS ワタナベコメディスクール対抗戦ライブ『ともえせん』」が昨日12月10日、東京・野方区民ホールにて行われた。

「ともえせん」が開催されるのは昨年2014年12月に続いてこれが2回目。各校から現役生徒5組ずつ、全15組が出場して漫才やコント、ピンネタなどを披露した。MCを務めたのは、ともにスクールJCA7期生のエレファントジョン。オープニングでは都立府中東高等学校の生徒による迫力たっぷりの和太鼓演奏が披露され、エレジョン加藤が「心臓がバクバクしています」、相方のガッテン森枝も「会場の皆さんは戸惑っていましたが（笑）、引きこまれちゃいました」と感心していた。

生徒たちのネタを審査したのは、元ハリガネロックのユウキロックや「ゴッドタン」（テレビ東京）の出演で知られるキャバクラ嬢・あいなら。全5回戦を経て、審査員による合計獲得ポイントによって東京NSCとワタナベコメディスクールが同点優勝を果たし、両校の生徒が喜びをわかちあった。

エンディングでユウキロックは総評として「技術なんて場数でなんとでもなるし、プロになったら技術だらけの人たちと戦わなければいけない。コンビは会社みたいなもので、2人で事業計画を考えて、いろんな武器を持ってから世に出てほしい」と芸人の卵たちへエールを送る。あいなは「素人で生意気に審査員なんてすみません」と謙遜しながらも、「ゴッドタンの『マジギライ』に出てきてほしい」とリクエストしていた。