結成20周年スパローズが後輩から祝儀を徴収「この文化を残していこう！」

昨日7月29日、東京・しもきた空間リバティで行われたライブ「トッパレvol.114」にて、MCのスパローズが楽屋の後輩芸人から結成20周年の祝儀を取り立てた。

これはスパローズが8月21日（金）に行う「スパローズ結成20周年記念ライブ～クズ成人式～」に向けて実施している企画。これまでに2人は祝儀袋持参で小堺一機をはじめとする芸人たちのもとを訪れ、「売れてないのに20年がんばったご褒美」を要求している。

「トッパレ」の楽屋ケータリング脇にわかりやすく祝儀袋と回収用の箱を設置した森田と大和は「みんなの給料日調べたけど、今日はあんまり持ってないね」「若手だから期待しないようにしよう」と強気な態度で後輩たちを待ち構える。そんな2人の前へ最初に現れたのは夜ふかしの会・三宅。記念すべきトップバッターに「5人組だよね？ 期待してます」と森田が高圧的に迫った。続いて現れたエレファントジョン・ガッテン森枝とオジンオズボーン篠宮は、なぜかお金を入れる気満々の様子。これを見かねたエレファントジョン加藤が「やめろー！ 疑問に思え！」と力いっぱい止めるひと幕も。またエルシャラカーニ・セイワは男気を見せて「有り金全部入れるわ」と宣言したが、スパローズは「お金を下ろしに行くなら、そこもカメラ回しますけど」と要求をエスカレートさせた。

と、ここで「正直、芸歴17年、18年で辞める奴めっちゃ増えてるやん……悲しいよな」と神妙に語りだした森田。「売れずに20年がんばったら祝儀もらえるっていう文化ができることによって、芸人の寿命が延びると思う」と言うと、大和も「みんなもやろう。こういう文化にしていこう。安心して。俺らが嫌われ者になるから」と畳みかけ、楽屋にいる芸人たちをさらなる混乱に陥れる。

その後もジンカーズ、ジグザグジギー、トップリード、POISON GIRL BAND、リンゴスターらが次々に登場。R藤本の意外な祝儀には森田が普通に喜び、ねじ瀬下の祝儀には大和がとんでもない食いつきを見せていた。この祝儀徴収の模様は単独ライブ「スパローズ結成20周年記念ライブ～クズ成人式～」の中で公開。また同日オールナイトで開催される「スパローズ結成20周年記念ライブの公開打ち上げ～縁のある人もない人も祝ってください～」には、被害に遭った芸人たちが多数来場する予定だ。