禿夢2代目エアギタリストは誰に？クライザーIII世、ユースケの彼女ら参戦

昨日6月6日、東京・松竹芸能 新宿角座にて松竹芸能所属の芸人たちによるユニット・禿夢の2代目エアギタリスト公開オーディションが開催された。

これはギターを担当していたユースケ（ヒカリゴケ片山）が落語家に転身することに伴い、バンドを脱退することを受けて実施されたもの。プロデューサーのヨシユキ（よゐこ濱口）、ボーカルのキク（ワンワンニャンニャン菊地）、ドラムのヤス（安田大サーカスHIRO）、ゲストボーカルのETチャン（ムートン伊藤）が審査する中、20組の参加者がオリジナリティ溢れるエアギターを披露してみせた。

トップバッターを務めたのはオキャディー。仮面を被ったため息苦しくなりながらも、「いつかはステージの上に立ちたかった」という思いをしっかりとパフォーマンスにぶつける。続いてうしろシティ阿諏訪扮する阿諏尾コータローや、ユースケの彼女・マユ、という設定の梅小鉢・小森、パワフルコンビーフ兼重演じるコントキャラ・最強くんらがオーディション前半を盛り上げた。

後半、ピーマンズスタンダード南川扮するモグラ、エアギター世界大会で4位を記録した本格派、ツインズ啓佑、「エンタの神様」（日本テレビ系）で人気を博した、オジンオズボーン篠宮扮するクライザーIII世など、濃厚なキャラクターが多数登場。困惑した禿夢メンバーたちは「口直ししたい！ 水持ってきて」と、たぬきごはん宍倉扮する矢沢エア吉の印象の薄さを“水”扱いし、彼を何度もステージに呼び込んだ。

すべての演技が終わると、参加者全員がステージに集合して結果発表へ。しかしヨシユキの口からは選考の結果ではなく7月11日（土）に“ユースケさよならライブ”を行うことが告知された。2代目エアギタリストは、観客アンケートも参考にしつつユースケのラストライブで発表するという。誰が禿夢に加入することになるのか、気になる人はライブ会場に足を運ぼう。

禿夢はよゐこ濱口率いる「はまぐちコントサークル」から誕生した、ブサイクとビジュアル系を融合させた“ブジュアル系”ユニット。演奏はすべて当て振りだが、2013年11月にライブデビューを飾り、今年4月にはNIGHTMAREのギター・咲人が手掛けたオリジナルソング「激～HAGE～」を発表するなど、楽曲制作にも力を入れている。