ハリセンボンが吹き替えで謎のセリフなし起用

映画「西遊記～はじまりのはじまり～」の完成披露舞台挨拶が行われ、日本語吹き替え版の声優を務めた斎藤工、貫地谷しほり、ハリセンボン、山寺宏一が登壇した。

「西遊記～はじまりのはじまり～」は、チャウ・シンチーが6年ぶりに監督した娯楽エンタテインメント。三蔵法師、孫悟空、沙悟浄、猪八戒、それぞれが出会う前を描いたオリジナルストーリーだ。映画の中では近藤が猪八戒役、箕輪が沙悟浄役を担当している。

舞台に登場したキャスト陣がアフレコの感想を述べていくと、近藤から「ちょっと待ってよ！（私たち）声録ってないよ！」と驚きの発言が。するとMCから、劇中の猪八戒と沙悟浄は全くしゃべらないキャラクターであり、ハリセンボンはイメージキャストとして起用されたことが発表された。高いハチミツを飲んで喉の調子を整えていたと言う近藤は、セリフがないという事実に落胆した様子で「とんでもねー映画だよ!!」と、毒づいた。

しかし映画の感想を求められると、箕輪は「遊び心のある“とんでもねー”映画です」と面白さを強調し、近藤も「本当に面白いです！猪八戒、沙悟浄にも物語があるので、そこにも注目してもらいたい」と、見どころを語った。

「西遊記～はじまりのはじまり～」は、11月21日（金）から東京・TOHOシネマズ有楽座ほかで全国ロードショー。