バカリズムが初めて連続ドラマの脚本に挑戦した、1話完結型ドラマ「素敵な選TAXI」。人生の分岐点に遡ることができるタクシーの運転手・枝分を竹野内豊が演じる。ひょうひょうとした口調で乗客におせっかいを焼く、さり気ないユーモアが魅力の人物だ。
枝分が通うカフェ「choice」の店長・迫田宏として、バカリズムも出演。店員役を南沢奈央と清野菜名が務め、明るくおしゃべりな常連客を升毅が演じる。枝分はこのカフェでは優柔不断な一面を見せ、長い時間メニューを眺める姿に店員の宇佐見夏希(南沢)がイライラさせられることもしばしば。清野演じる関カンナは天真爛漫な性格で、「choice」のトラブルメーカーでありムードメーカーでもある。
バカリズムと竹野内豊は、本日の制作発表の会場に「選TAXI」に乗って登場。キャスト全員が揃うと、「どちらが素敵な選択肢」と題したコーナーが展開され、一同は「どちらの撮影現場がいいか」「自分がやるならどちらのシーンがいいか」といった2択に挑戦した。「男性だけの現場と女性だけの現場」のどちらがいいか問われると、バカリズムは「女性だけの現場」と即答。脚本を引き受けた理由を、ラジオ番組で「モテそうだから」と漏らしていたことに言及された際には「(ドラマの脚本を手掛けた芸人という印象がつけば)多才感が出るので(笑)。いろんな女性タレントさんにチヤホヤされるかなと思って引き受けました」と告白して笑いを誘った。
ドラマの見どころについて、「毎話、別のドラマなんじゃないかっていうくらいガラッとテイストが変わる」とバカリズム。また会見後の囲み取材では、普段のコント作りとの違いを「単純に尺。自分ではそんなに違うことをやっているという意識はないです」と話したほか、「いつも自分1人でやっているので、誰かが演じてくれるのが楽しい。竹野内さんのタクシーのシーンには僕は立ち会っていないので、できあがりが楽しみです」と期待していた。
会見前には第1話を10分程度にまとめたダイジェストが上映され、「竹野内さんが想像していた以上に枝分になっていました。いい意味で、すごくめんどくさい人になっていて面白かった」とバカリズム。自身が出演しているカフェのシーンについては「箸休め的」だと言い、「平和的な、和やかなシーンになればいいなと思っています」。そのほか、脚本家であることを利用してアドリブで共演者を驚かせていることなど、和気あいあいとした撮影現場の様子を語った。
既報の通り、第1話には安田顕と小西真奈美、第2話には仲村トオルが出演する。その後も個性的なゲストが各話に登場予定。主題歌にはaikoの新曲「あたしの向こう」が起用された。10月14日(火)の放送スタートをぜひお楽しみに。
素敵な選TAXI
関西テレビ・フジテレビ系 2014年10月14日(火)スタート 毎週火曜 22:00 ~ 22:54
<出演者>
竹野内豊 /
第1話ゲスト:安田顕 / 小西真奈美
第2話ゲスト:仲村トオル
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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
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