ジャンポケ斉藤の尻閃光でレイザーラモン撃破

昨日8月22日、千葉・よしもと幕張イオンモール劇場にて「爆ハリフェス！2014 全員集合～とけちゃう夏～」が開催された。

日替わりで「爆ハリ！」のMCを担当している、しずる、パンサー、ジャングルポケット、ピース、ジャルジャルが初めて全員集合。代打を務めることが多いフルーツポンチも参加した。ライブでは「爆ハリトーク」と題してメンバー同士で質問をぶつけ合うコーナーを実施。「爆ハリ！」をやってきた中で一番少なかった客数や、変わった観客のエピソードなどをしゃべりたい者が挙手する形で明かしていった。

中でも会場を驚かせたのが、ジャルジャルが大雪の日に全5人の観客とともに裏口から一緒に退館した話。また10人満たない来場者のとき、ジャルジャルの2人は交互に客席からステージを眺めてみたそう。「小規模の宗教みたいだった」（後藤）と感想を語って笑わせた。

トーク中、ピース綾部がジャンポケ武山に向かって「気持ち悪い」と本音を吐露。整形していることや、髪型をSEKAI NO OWARIのFukaseに似せていることなどが明かされると会場全体に不穏な空気が流れたが、武山は「人間何やったっていいじゃん！」の一言で個を守りぬく。

芸歴に関する質問が出た際には、コンビをバラして芸歴や年齢の順に並び直してみることに。さらにジャルジャル福徳の提案で「肌が黒い順」を決めることになると、パンサー尾形と菅、福徳の3人は誰が一番黒いかで揉め始める。拍手の量で1位に選ばれた尾形は「（一番年上の）37歳で一番黒いって一番ダサい！」と悔しがった。

続いて2組ずつのチームに分かれ、借り物競争を展開。まずは客席の中から「誰かに似ている人」を探し出す。ジャルジャルとフルポンが連れてきたのは、大きめの帽子を被った「ゲートボールの審判に似ている人」。後藤は「中島らもと迷った」と言うが、MCのパンサー向井に「似てない！」と一蹴された。しずるとピースのチームは1人の男の子を連れてきた。その隣でしずる池田が「純……」と渾身の田中邦衛のモノマネを繰り出し、MCのパンサー向井に注意される。おかっぱの女の子2人を「レゴブロック」と表現したパンサーとジャンポケのチームがこのお題を制した。

2つ目のお題「すごい自慢を持っていそうな人」に対し、綾部とお風呂に入ったことがあるという女性が現れ会場は騒然。綾部は膝から崩れ落ちかけたが、番組の企画だったことがわかりホッとした。借り物競争を大盛り上がりのうちに終えたところで、突然舞台は薄暗くなる。“ダークサイドの笑い”を届けるためにレイザーラモンの2人がやって来たのだ。「来週からムーディ勝山、レギュラー、ジョイマン、金曜日はですよ。で行くからなー」と「爆ハリ！」のMC変更を要求する。

そこに東大出身芸人として知られるメンサ藤本こと田畑藤本・藤本が登場。同ライブに連動していたスタンプラリーから「おしりフラッシュ」という呪文と、この呪文を唱えてレイザーラモンを退けることができる人物、“勇者”を導き出す。スタンプラリーの台紙のからくりを解くと、勇者は綾部でもなく、又吉でもなく、ジャンポケ斉藤。斉藤がジャンポケ太田の助けを借り、パンツを食い込ませて「おしりフラッシュ！」と叫ぶと、レイザーラモンは謙虚な2人に戻った。

我に返ったRGはお詫びに「爆ハリ！あるある」をプレゼント。手拍子の中、広瀬香美の「ロマンスの神様」を歌い上げ、ライブは大団円を迎えた。