昨日8月22日、東京・新宿ロフトプラスワンにて、「
同ライブでは、芸歴7年目、ピンになって1年の女性芸人・こやつタイムに、実力派の芸人たちが異例の協力体制。ユーモア軍団のバッファロー吾郎A、せきしろが中心となって彼女の初単独ライブをプロデュースした。
アニメ「Dr.スランプ アラレちゃん」のテーマソングにのせて現れたこやつは、アラレちゃん帽子がキャラにピッタリ。「なわとびをしながらアラレちゃんの住所を言います。なわとびカモン!」と言うと、なわとびを持ったAとTHE GEESE高佐が現れ、彼女のためになわとびを回した。
ネタタイトルが書かれたフリップは、その都度せきしろがめくっていく。こやつは「太陽が暑いよー」「お天気占い」など、ダンボールで作ったかわいい小道具を駆使して、一生懸命ネタを披露した。オチ前には「もうすぐオチだよー!」と告知。オチの際にも「オチだよー!」と教えてくれた。
前半のハーフタイムショーでは、高佐がトシちゃんネタ、渡辺ダイシがダンス漫談、
こやつのオリジナルおみくじに困惑しつつも、かわいくお茶目なこやつトークに終始ほんわかした空気の会場。ところが、そのおみくじには毒が塗ってあると、こやつからまさかの発言が。急に苦しみだした男性芸人たちは「苦しい! 笑わなきゃ!」「後半もっと笑っちゃうよー!」と言い残して去って行った。
後半のネタでは「大学のサークルに入る」でこやつが宇宙へひとっ飛び、「ソフトボール部の3年生を送る会」で独特な昔話を披露。ハーフタイムショーにはAのピンネタ「藤井フメナイヤ」、THE GEESE尾関のパチンコネタ、
無事単独ライブを終えたあとは、出演者全員でブタミントン大会。高橋がMCを務め、20代チームのこやつとダイシ、30代前半チームの高佐とR藤本、30代後半チームの尾関と野田、40代チームのせきしろとAが対決した。ブタのダジャレが飛び交う牧歌的な対戦前とは打って変わって、試合は大の大人たちが白熱。優勝した30代前半チームは「こんなに疲れるとはピッグリしました」(高佐)、「動きすぎてブタミン不足です」(R藤本)と勝利コメントを残した。
ライブ後、Aとせきしろに話を聞いたところ、「ネタはほとんどこやつが作っていて、手を加えてないです。世界観がよく出ていて、よかったと思います」と満足げ。「初めての単独ライブなので、アドバイスは主に小道具のこととか。僕らが作ったネタもすぐセリフを覚えました」と感心していた。
最初にこのライブの話を聞いたときの感想について「ヒャッハーってなりました」と答えたこやつも、ライブが無事終わったことに「いつも以上に楽しくできました」と笑顔。「2人はどういう存在か」という質問に「正直に言うと、お世話になってるおじさん」と笑って答えたこやつに、おじさん2人は謎の照れ笑いをしていた。多くの芸人たちに愛され初単独ライブを成功させたこやつの今後にぜひ注目を。
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「2人はどういう存在か」という質問に「正直に言うと、お世話になってるおじさん」
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