「猿の惑星」吹替ピース、又吉は「警官1」役

映画「猿の惑星：新世紀（ライジング）」の日本語吹替声優を務めるピースの2人が昨日7月30日、都内で行われた公開アフレコイベントに登場した。

7月11日に全米公開され、封切りから2週連続で1位を獲得するなど注目を集める本作。日本では9月19日（金）に全国公開される。ピース綾部は、猿と戦う兵士役を担当し「ストーリーに絡んでくる重要な役で難しかった」とコメント。一方「警官1」を演じた又吉は、「劇場で探してほしいです。一発で探せたらすごい」と話し笑いを誘った。

イベントでは綾部のシーンを中心に再現。相手役として「猿の役をやりたかった」と話していた又吉に念願の猿役が回ってくる。「おーい兄ちゃんたち。酒飲んでんのかいな。おっちゃんにもちょうだいや！」と関西弁で演じてみせたが、「なんで舞台が関西なんだよ。もっと地球規模でやってんだよ！」と綾部にツッコまれた。

又吉に猿の雰囲気を掴んでもらうため、MCのタケトは「猿の画像」と称しキングコング梶原、FUJIWARA原西、間寛平の写真を紹介。「怒られますよ！」と心配する綾部をよそに、又吉は「この猿はマラソンが得意な猿ですね。僕がこの世界に入るきっかけになった猿です」と真面目に返す。

そのほかバナナを食べた又吉が綾部の胸毛をむしったりと、終始賑やかにイベントは進行。最後に2人は「アクションもすごいですし、ストーリーも深い。映像もとにかくすごいので、ぜひ劇場で観て下さい」（綾部）、「猿のリーダーのシーザーがすごく賢い。心も人間みたいな優しさも持っていて、『共存』か『戦う』かという葛藤の部分が見どころだと思います」（又吉）と本作について語った。