「ワクワク！」天狗が飯能ワクワクPR隊長に

埼玉県住みます芸人の天狗が「飯能ワクワクPR隊長」に就任。本日4月25日に吉本興業東京本社にて行われた「飯能×よしもと ワクワクする街づくり」プロジェクトの発表記者会見にて、委嘱状が渡された。

地域に特化した事業を展開している吉本興業と、飯能市がタッグを組んで行う同プロジェクト。古くから「天狗伝説」が言い伝えられる飯能市に天狗が移住し、PR隊長として同市を盛り上げる。会見のMCは「飯能ハイキング＆ウォーキングPR隊長」に任命されたハイキングウォーキングが担当し、飯能BBQ、もう中学生も登場。もう中がワークショップ「飯能アッさらしー学園」で講師を務めることや、ハイウォー松田が飯能ケーブルテレビの番組をプロデュースすることも発表された。飯能BBQはこの番組で現地ロケを行う。

芸人たちは「ワクワク！」と合いの手を挟みながら5月からスタートする同プロジェクトの5か条を紹介。ワークショップ、ケーブルテレビの番組のほか、歌謡祭、ダンスコンテスト、「ふるさと劇団」の旗揚げが決定している。会見には普段から天狗のネタを見てあげるなど交流のあるNON STYLE石田も応援に駆けつけた。

「飯能には笑いが必要。また、芸人が住むと日本一の人気者なれる街にしたい」と、飯能市長・大久保勝のこのプロジェクトにかける思いは強い。さらに天狗の信用を確実なものにするために「毎日坐禅を組んでもらいたい」と意外な提案をして会場をどよめきと笑いに包んだ。「日本で一番の楽しさ、ワクワク感には、（芸人の）みなさんがどうしても必要」と期待を寄せ、プロジェクトの期間は「一生です」と市長。天狗は「市長に言われたことは全部やります！ まずは座禅から（笑）。全面的に盛り上げたい」（川田）、「初めてホームみたいなところができてうれしい。飯能を拠点に埼玉自体を盛り上げていきたい」（横山）と意気込みを語った。

会見中、川田は「メガネの上に食べ物を乗せて手を使わずに食べる」という特技を飯能の名物・四里餅（しりもち）で実演して市長にアピール。また飯能市出身でコンビ名でもそれを全面的に押し出している飯能BBQが「なんで（PR隊長が）天狗なの？」と首をかしげる場面も。「イマイチ大久保市長にハマってない」と理由を告げられ、川田同様ロングヘアーのハイウォーQ太郎に「髪伸ばせ、髪！」とアドバイスされた。