庄司とワッキー海で裸「サンブンノイチ」スピンオフも視野

品川ヒロシ監督の映画「サンブンノイチ」が明後日4月1日に既報の通り全国公開される。キャストの品川庄司・庄司とペナルティ・ワッキーの2人に先日お笑いナタリーが話を聞いた。

2人はダンサーのYASU-CHINとともに、作中の映画「踊る海岸線」に同性愛者の役柄で出演。ふんどし姿で海岸を走ったり踊ったりといった躍動感溢れるアクションを見せている。

なお彼らの姿は映画の前売り券購入者にプレゼントされる「『サンブンノイチ』2014年カレンダー」にもなった。ワッキーはその印象を「カレンダーを見るとこの3人が主人公に見える」と語り、庄司も「サンブンノイチのスピンオフをこの3人で作ってほしい」と願いを込めた。

品川庄司・庄司とペナルティ・ワッキーのコメント

──撮影現場の思い出は？

庄司：めちゃめちゃ寒かったです。千葉の海でしたよね。スタッフさんのご好意で火を焚いてくれました。

ワッキー：「好きなように踊ってください」って言われて、何をやっているのかわからないまま終わっちゃいました。

庄司：台本にはセリフもないし、監督に「あっちから走ってきてジャンプして」みたいに言われるがままでした。今まで何回かドラマや映画に出てきましたけど、一番意味がわからなかった（笑）。監督はゲラゲラ笑って「オッケーオッケー」って言ってましたけどね。

──庄司さんは相方の品川監督にふんどし姿の役を与えられて、どんな心境？

庄司：品川さんが監督の映画なので、やりたいようにやるのがいいと思います。どんな役を与えられても指示通り。漫才のネタを書いているのも品川さんですし、このくらいで僕はいいのかなと思いますね。

──ワッキーさんにとって品川監督の印象は？

ワッキー：昔から知ってますけど、まさかこんなふうに映画の監督になるなんてすごいなと。品川の監督ぶりを見たのはあの撮影のシーンだけなんですけど、僕にとってはいつもの品川だったので、逆に監督っぽい姿を見てみたいですね。

──芸人さんがたくさん出てらっしゃいますが、気になる人は？

庄司：ブラックマヨネーズ小杉さん。会話劇なので、ツッコミや話のテクニックや言い回しで物語を引っ張っている。いい配役だなと感じますね。そのほかのキャスティングもハマッていて違和感がなくベストな感じです。観ていて楽しいポップな娯楽映画。

ワッキー：メインどころで俳優さんがしっかりいて、僕らがわちゃわちゃしてる。だからこそ面白くなる。品川の芸人に対するリスペクトや愛が出てると思います。品川が自分の周りにいる奴を出しているのは、僕もそうだし後輩にとってもありがたい。

──最後に読者へメッセージをお願いします。

庄司：品川監督の3作全部に出てるのは僕と次長課長の河本さんだけ。ただ、僕の全部の出演時間を総合しても2分くらいなんですけど（笑）。3作中2つは裸ですし。どこで出るか楽しみにして、あとは映画全体を楽しんでください。

ワッキー：「第6回沖縄国際映画祭」でも一番名誉ある賞（ゴールデンシーサー賞）を獲ってるわけですし、それは絶対に面白いという証拠だと思います。

■映画『サンブンノイチ』予告編