ユーモアを楽しんで「空いているのに相席」の見どころ

来年2014年1月31日（金）から2月2日（日）まで、東京・新宿シアターモリエールにて、ユニットコントライブ「空いているのに相席」vol.2が開催。このライブの見どころをバッファロー吾郎Aが語った。

これは、バッファロー吾郎A、せきしろ、上田誠（ヨーロッパ企画）が脚本を手掛けるコントライブで、今年2013年3月に続く第2回目。3人は東京・阿佐ヶ谷ロフトAにて、さまざまな企画を考案するライブ「企画ナイト」を不定期で行っており、Aが「この3人で丸々コントのライブをやったことがなかったからやりたかった」と、2人に話を持ちかけたことがきっかけだった。

出演者はAのほか、キングオブコメディ高橋、THE GEESE、山脇唯の5人で、前回は秒単位の短いものから長尺のものまで20本近くのネタを披露。そのときの感想をAは「もうちょっと賛否両論あるかなと思ったらそうでもなかったんです。というのも、わざとわかりにくい作品になってるものも多くて。それをお客さんが喜んでくれたんでよかった。3人の世界観を待っててくれてた人が来てくれたんですね」と安堵していた。

待望の第2弾は年が明けてから稽古に入るそうで、Aはすでに楽しみな様子。「前回、出演者のみんながセリフをすぐ覚えて来てくれたんですよ。僕があまり稽古が好きじゃないので、本当に助かりました。僕は、すぐに飲みに行こうとするんです（笑）」と出演者に信頼を寄せていた。ところが、急に顔を曇らせたかと思うと、「尾関くらいでしたね、変やったの」とポツリ。「何回かあったんです。例えば、遅刻にしても、普通に来ればいいのに、奇をてらってわざと非常階段を上がって来ようとして、中に入れなくて、支配人呼んで開けてもらったりとか。すごい迷惑」とため息をつき、続けて「『台本覚えてきました』ってわざわざ宣言したのに、僕の手元の台本をガッチリ上から見てたり。なんなんこの人って……」とぼやいたが、「そうじゃないと尾関じゃないですよね。舞台はちゃんとやってくれるんで、いいです。今回もそれを期待したいです」と仏の顔で語った。

今回の舞台については「前にやった雰囲気が好きなので、その感じをあまり崩さないように。それがこの舞台のいい色になれば」とコメント。「テレビのコントとはやっぱりちょっと違うんです。かといってシュールでもなく。ユーモア軍団いますので、ユーモアを楽しんでくれたら」とアピールした。

「空いているのに相席」vol.2

日時：2014年1月31日（金） 18:30開場 19:00開演
2月1日（土）・2日（日） 12:30開場 13:00開演 / 16:00開場 16:30開演
会場：東京・新宿シアターモリエール
料金：前売2500円 当日3000円
出演者：キングオブコメディ高橋 / THE GEESE / 山脇唯 / バッファロー吾郎A