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「嬉しゅうございます!」たかまつなながワラチャン!優勝

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昨日12月11日、「ワラチャン!~U-20お笑い日本一決定戦~」(日本テレビ・読売テレビ系)が生放送され、たかまつななが優勝した。

1278組のエントリーから見事決勝に勝ち進んだのは、扇、からし蓮根、ガンキン、粗品(霜降り明星)、たかまつなな、出口・入口・堀ぐっちー、ドラッパ、ラパンジールの8組。ここから3組が最終決戦へ。MCはタカアンドトシが務め、出場者をそれぞれ芸人たちがサポートした。

1組目のラパンジールはサポート芸人のNON STYLEがそのキレを絶賛。陰陽師をネタにキレを生かした漫才を展開し、視聴者投票で47.3%の支持率を得た。2組目のからし蓮根は地元熊本での熱い歓迎ぶりをパンクブーブーが紹介。象の飼育員というテーマで49.8%と、ラパンジールを上回った。決勝最年少の姉妹、出口・入口・堀ぐっちーはすでに松竹芸能に所属しており、TKO安田大サーカスキンタロー。と力強い応援団がエール。小学生とは思えない舞台度胸で見事70.7%というぶっちぎりの支持率を獲得した。4組目の扇は舞台経験が3度しかない中での決勝進出。サンドウィッチマンから具体的なアドバイスを得て力を伸ばし、48.3%となんとかこの時点で3位に食い込んだ。

5組目は慶応大学2年生ですでに「エンタの神様」にも出演しているお嬢様ピン芸人、たかまつなな。事務所の先輩・かもめんたるともネタについて真剣に相談を重ね、結果84.7%と一躍トップに躍り出た。6組目のドラッパも高校時代に「ハイスクールマンザイ」優勝という経験の持ち主で、ナイツは思わず「漫才協会に」と勧誘。ボケのリロイがケニア人と日本人のハーフのため、ケニア流の子育てネタで会場を笑わせ73%と2位を掴みとった。7組目の粗品はタカトシが決めた特別枠で、ザ・プラン9のなだぎ武がサポート。大阪吉本の間ではすでに話題の芸人で、小籔千豊、笑い飯からのコメントも。ネタは高速フリップ芸で会場をアッと言わせたが、67.8%と惜しくも最終決戦を逃した。最後は見た目からコミカルなコントコンビ・ガンキン。バッファロー吾郎と軽妙なやりとりを繰り広げ、ネタも好感触だったが、36.5%と図らずも別の形で笑いを取るおいしい結果となった。

最終決戦は出口・入口・堀ぐっちー、ドラッパ、たかまつななで、続けてネタを披露した後、視聴者投票へ。優勝者として名前を呼ばれたたかまつは、最初まったく理解できない様子できょとんとした表情。やっと自分が優勝と理解すると、顔をくしゃくしゃにして「嬉しゅうございます!!」と声を上げた。家族から芸人になることを反対され、母親にメールで「ワラチャン!」決勝出場の旨を報告したものの返事はなかったが、大きな声で「お父様、お母様、優勝しました!」とカメラに向かって報告した。

大会後の会見では、タカトシに改めて「おめでとう!」と声をかけられ、涙声になりながら「ほんとに、ほんとにほんとに嬉しゅうございます」と感謝。タカトシは「これできっとお母様も応援してくれるよ」「1位になっちゃったから否定する理由がなくなったよきっと」と励ました。たかまつは大学で先生たちの応援を受け、さまざまな授業でネタ時間を設けてもらったそうで、これを聞いたタカトシはビックリ。「2本目のネタのクオリティが落ちないのはすごかった」と、その練習量に感心していた。

将来は、「政治や社会問題をわかりやすく、面白おかしく伝えていきたい」と語ると、「すげーな!」「そんなの微塵も考えたことない!」とタカトシは脱帽。来週12月18日(水)には、東京・なかの芸能小劇場にて「第二回たかまつなな単独ライブ たかまつななの妄想R-1ぐらんぷり」を控えており、今後はライブに向けてのネタ作りに専念する。たかまつを始め、多くの若者たちの実力が露わになった同大会。今後お笑い界での彼らの活躍を大いに期待しよう。

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