昨日10月17日「よしもと×ホットスタッフpresents 第一弾『真心ブラ
このライブは、よしもとクリエイティブ・エージェンシーとホットスタッフ・プロモーションによる、共同企画イベントの第1弾として実施されたもの。「お笑いと音楽の融合」をテーマに、毎回芸人とミュージシャンが、1日限りのステージを届けていく。初開催となる今回は、ピースと真心のそれぞれのステージに加えて、ピース主導のコーナーや2組のセッションライブを展開。開演前には
大きな拍手と歓声に迎えられたピースと真心は、オープニングトークに花を咲かせる。ピースは真心の「サティスファクション」を10年間出囃子にしており、又吉は学生時代からの大ファンだと熱く語った。このライブに向けて打ち合わせと称した食事会を重ね、距離を縮めてきたという4人。真心は綾部が何かするたびに「さすがだねえー!」とニヤけ、又吉の言動には「さすがじゃないねえー!」と言って楽しんでいた。「前説があるライブが初めて」と一風変わったこのライブを楽しむYO-KINGは、「俺らが盛り上げちゃって、2回目以降の人がドスベりしていくっていう(笑)。あいつら4人がすごかったんだなってところ見せとこうよ」とやる気をむき出しにした。
まずはピースのステージから。コントの準備時間を真心がつなぐことになると、YO-KINGは「ここでセブンbyセブンにいてほしかった」と苦笑いしながらも、絶妙なトークで役目を果たす。ピースはいつもの通り「サティスファクション」の出囃子を合図に登場し、コント「ハンサム男爵とバケモノ」を披露。純朴なバケモノとカリカリしながらも優しい男爵が、原宿を舞台に繰り広げる掛け合いで会場を沸かせた。
熱演後にはピースが手がけた「サティスファクション」のPVを上映。主演の綾部が、大勢の敵をアクション映画さながらになぎ倒していく描写に観客は大喜び。川からザバーっと現れた又吉が同曲を口ずさんで、また川に帰っていく様子にも笑いが巻き起こった。続いては真心の弾き語りライブ。PVを鑑賞した真心は、登場するやいなや「すごかったねあのPV。さすがだなあー!」「前言撤回。又吉くんもさすがです」と絶賛。そして「マイ・バック・ページ」「消えない絵」「サマーヌード」を披露したほか、「未来の喜劇王に!」と「僕は喜劇王」をピースに捧げた。
それぞれのステージを終えると、コーナー企画「若手芸人になろう」を実施。綾部MCのもと、真心の2人は又吉とともに、お笑いライブでおなじみのジェスチャーゲームとフリップ大喜利に挑戦した。スクリーンに映し出されるお題を、体1つで表現するのに苦心しつつ、熱々おしぼりを顔面に乗せられる罰ゲームには、「熱い熱い!」「もう冷えてます!」と好リアクション。さらにフリップ大喜利での発想力と思い切りのよさは、又吉を圧倒するほどだ。最後のお題「真心ブラザーズが新聞の1面に。誰と、どこで、何をした?」では3人が協力。「ジャイ子と」(YO-KING)、「又吉宅で」(桜井)、「優しいキスをした」(又吉)と見事にマッチした回答で笑いを誘った。
イベントのラストを飾ったのは、真心とピースのセッションライブ。ピースはこの日のためにギターを練習し、又吉に至っては自らレスポールを購入する気合いの入れっぷり。真心の2人は、初心者とわかるようピースのギターに若葉マークを貼り付けた。1曲目「空にまいあがれ」の冒頭で、綾部は「もうズレてます!」と大慌て。又吉に「8回、8回やで」と教えてもらいながら再チャレンジした。続けて「どか~ん」を熱唱し、大きな歓声を受けるピース。アンコールでは思い思いの歌詞を乗せたオリジナルソング「真心ブラピースのテーマ」を全員で歌唱した。ピースは「気持ちいいです!」と、普段体験できないステージを心から楽しんだ様子。YO-KINGは「歴史的興行になりましたね」と貴重な一夜を締めくくり、4人は満足げな表情でステージをあとにした。
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