「第5回沖縄国際映画祭」最終日となる昨日3月30日、ビーチステージにて「KYORAKU PRESENTS ラフ&ピース ミュージックフェス」が開催された。
音楽、お笑い、ダンスを1度で堪能できるこのイベント。八重瀬町ジュニアリーダークラブによる堂々としたエイサー演舞で開幕した。MCの
トップバッターはNMB48。淡いピンクの映画祭Tシャツとミニスカートというキュートな姿で登場し、会場が歓声に包まれる中「ナギイチ」など全6曲を披露した。山田菜々は「『ナギイチ』のPVは沖縄のこの場所で撮影して、初披露も沖縄だったんです!」と曲のエピソードを披露。山本彩は「PVの撮影で沖縄は何度も訪れているし、第2のホームみたいです!」と沖縄への思いを語った。
ステージの最後にはプレゼント大会を実施。江崎グリコの新キャンペーンにNMB48が起用されていることにちなんで、大阪・道頓堀にあるグリコのネオン看板より面白いポーズをしたファン5名に、NMB48のサイン入りグッズをプレゼントする。ファンたちは思いのままに面白いポーズを披露。逆立ちでポーズをとる荒技を見せる者も現れた。
NMB48のステージに続いて行われたのは「うちなーダンスちゃんぷるコーナー」。沖縄のダンサー11組がダンスを披露したほか、ゲストとして、ひとりでできるもんとEGU-SPLOSIONが参加した。ストリートダンス以外にもベリーダンスやタヒチアンダンスなど多彩なダンスで観客を魅了。「技術や構成が素晴らしい」「息がぴったり」などEGU-SPLOSIONの的確な発言に対し、野爆・ロッシーは、ベリーダンスの感想を求められ「(セクシーな衣装に対して)男心をグッとつかまれる。セクシーですね」とコメントすると、周りから「ダンスを見てくださいよ!」とツッコまれた。11組の中で大トリを務めたのはSol-T-Shine。昨年2012年にヒップホップダンスの世界選手権で優勝した実績を持つ彼女たちのパフォーマンスに、観客は圧倒された。
11組のダンスパフォーマンスが終了すると、ゲストのひとりでできるもんとEGU-SPLOSIONがBEGINの「オジー自慢のオリオンビール」に合わせてコラボレーションダンスを披露。コミカルさも織り交ぜられた迫力あるダンスパフォーマンスに、どよめきと笑いの歓声が入り乱れた。コーナーの最後には参加したダンサー全員が再登場し、ラストダンスで締めくくった。
ダンスパフォーマンスの興奮冷めやらぬ中、
その後は再び音楽ステージに。RAM WIREのライブでは「名もない毎日」のPVのパラパラ漫画を手掛けた鉄拳が登場し「PVのオファーを頂いて曲を聴いた時、感動して泣いてしまった」とエピソードを語った。そして「名もない毎日」の演奏とともに、会場に用意されたスクリーンでPVも上映され、会場は感動に包まれた。続いては石垣島からやってきた沖縄で人気を誇るバンド・きいやま商店のライブ。沖縄独特の指笛や手拍子が鳴る中「ミルクムナリ」「ドゥマンギテ」のほか、3月7日に開港した新石垣空港PRソングとしてBEGINとコラボした楽曲「おかえり南ぬ島」を披露。広いステージを動きまわり、楽器を振り回しながらの熱いライブに観客は大いに盛り上がった。
ラストを飾ったのはかりゆし58。ボーカルの前川は「沖縄県外や海外からもたくさん来てくれているみたいでうれしい」とコメントし、ライブの最後には「オワリはじまり」を熱唱。会場全体が和やかなムードに包まれながら5時間半に及ぶステージは終了した。
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