「一石二鳥一馬一ゴリラ」武井壮が初書籍発売イベント

本日11月19日に武井壮の初著書「武井壮の目指せ！百獣の王～人間VS動物のシミュレーションバトル 実践編～」（ワニブックス）が発売。これを記念して昨日11月17日に東京・福家書店新宿サブナード店にてイベントが開催された。

同書は、彼の代名詞ともいえる「動物の倒し方」を解説した“格闘ハウツー本”。ライオン、ゴリラ、ゾウなどの猛獣を相手に格闘を繰り広げる、話題の“シミュレーションバトル”の全貌を初公開している。29戦もの激闘のほか、動物の特徴や弱点などを交えたマメ知識も満載。武井式・新動物図鑑となっており、気になる自伝エッセイも読むことができる。

イベント前の会見で武井は、多くの報道陣を目の前にし「うわー。わーわー。こんなの初めて」とビックリ。念願の本を手にし、一言一句しっかりと丁寧に挨拶をする様から、感無量の様子が伝わった。そして「この本では、すべての動物を倒しています」と自信満々に言い切ると、「本当ですか？」という質問が。一旦間を置いて「シミュレーション上は……。実際にやると僕がテレビの画面から消えてなくなります。いろんな団体からのプレッシャーが」と笑わせた。

その後「戦い方を身につけて『あいつはやるぞ』と動物に思わせ、威嚇するんです。それがアピールになって戦い方を学ぶことで戦わずに済む。そうやって地球上の全生物と平和に生きるため、余計な戦いを避ける。そんな思いで書きました」と口にした武井。注意したことは「リアリズム」とのことで、「相手の戦闘力、攻撃力など、自分のパワー、持久力、瞬発力などを正確に把握し、忠実に再現する」ということを心掛けたそう。現在テレビでも大人気だが、本人にまだ実感はないとのこと。しかし「『あ、百獣の王だ』と言われることが増えた」「Yahoo!やGoogleで『百獣の王』と検索すると武井壮が一番上に出てくる。画像は武井壮の後にライオン」と顔をほころばせた。

そんな武井の現在唯一の弱点は「寂しさ」。「友達とごはんを食べてもう一軒行こうよって言った後、みんな帰っちゃったときの絶望的な寂しさ」とメンタル面の弱さを告白した。しかしそれもすでに克服しつつあるそうで「Twitterのフォロワーが6万6000人を超えて、そんなときに『会話しようよ』とつぶやくとすぐに返事がくる。寂しさすら克服。さらに最強の座が近づいている」と自負。さらにその返事の合間にも「一文打って、ダッシュして、サーチ」とトレーニングをしているという最強ぶりで、このやり方を「一石二鳥一馬一ゴリラくらいお得感がある」とその効率の良さを自画自賛していた。

この日サイン会に訪れたファンは500名。しかしその8割が男性と聞いた武井は思わず「嘘だろ」と絶句。「男性の著者には女性が押し掛けるものじゃ……」と落胆していた。そんな武井が今一番気になる女性はいきものがかりの吉岡聖恵。帯はいきものがかりのリーダー水野良樹が書いており、「いきものがかりの曲にいつも元気をもらう」と、右の上腕筋を指し示し、「ここの8割方はいきものがかり」と感謝した。そんな武井にとって、まだ決着がついていないライバルはハンマー投げの室伏広治。プランはあるもののシミュレーションでは「次のオリンピックに影響が出たらどうしようと情が出る」と、なかなか倒せないでいるとのことで、「オリンピックに出ないとなったら戦いたい」と目標を語った。サイン会では、同書のほか、肩書「百獣の王」を目指す武井が「夢を現実にした」というお気に入りの名刺を手渡し。集まったファンも嬉しそうに最強の名刺をもらっていた。

書籍「武井壮の目指せ！百獣の王～人間VS動物のシミュレーションバトル 実践編～」

1章　ベストバウト～九番勝負～
ライオン / ゴリラ / トラ / ワニ etc.
2章　「海＆空」の生き物～七番勝負～
サメ / ピラニア / カメ / ワシ etc.
3章　「陸」の生き物～九番勝負～
チーター / カバ / キリン / イノシシ etc.
4章　ドリームマッチ～六番勝負～
ケンタウロス / 河童 / ユニコーン etc.