昨日10月24日、東京・新宿ロフトプラスワンにて「
これはHi-Hiが1年ぶりに開催したトークライブ。オープニングでは、前回のトークライブを覚えておらず2年前のクリスマスイブに行ったトークライブの思い出話に花を咲かせたかと思いきや、上田が岩崎の住所をバラす騒ぎに。文句を言う岩崎に上田は「(オードリー)春日なんか家にめっちゃ人来んだぞ! お前はハートが弱いんだよ! あいつは動じないんだから!」と諭していた。そして、「よく来てくれたよね」「昔から僕らのことを知ってる人」と呼びこまれたのはロンブー亮。まさかの登場に会場は大歓声に包まれた。
ロンブーとHi-Hiは吉本銀座7丁目劇場の同期。「こうやって同じ舞台に立つのは16年ぶりくらい。ロンブーはすぐに売れちゃって、舞台出なくなったから」「頭一つ抜けた存在だった」とHi-Hiが紹介すると、亮は「自分たちにはそんな意識なかった」と思い出話が始まった。上田が「いきなり売れたイメージがあると思うけど、ネタが面白かったんだよ。今でいうシュール。うしろシティみたいな感じだった」と言い、岩崎も「だってすごく亮がツッコんでたもんね」と言い、亮の手腕を絶賛。亮も「ツッコんでたねー」と言いつつ、「俺のことそんなに褒めるのお前らだけやで。その温度差気づいたほうがいい」と苦笑した。
亮が淳にネタについていろいろ指示していたのを見てきただけに、上田は現在の亮のスタンスが信じられないと語り、「いまだに作戦だと思ってる」とキッパリ。亮が「作戦じゃない、性格。俺は人が面白いことを平気で笑えるから」と言うと、岩崎は「一緒、一緒、一緒」とすぐさま食いついた。かつて家も近く、ネタの相談をよく亮にしていた上田はさまざまなエピソードを次々披露。その途中でも思いついたことをすぐ言う上田に亮がどんどんツッコんでいると、上田は嬉しそうに「拾うねー!」と感激。亮は呆れて「こいつ(岩崎)拾わねーんだ! こいつと(ドランクドラゴン)鈴木拓」と呆れていた。
この調子で貴重な思い出トークを次々に繰り広げていた3人だったが、Hi-Hiは「『THE MANZAI』見てたの?」と気になる質問。亮はそれに対してストレートに「見てた。ぶっちゃけ言う。俺、泣いたよ。ボロボロ泣いた。今でも泣きそうになる」と答えた。亮は「ウケたネタを改良しないのがずっと不思議だった。上田はパンクが好きだからなのかって思ってた」と言うと、上田は「言ってることがわかんなかったんだよ! 全然そんな気なかった。お前らとかツインカムとかペナルティとかどんどん新しいネタやるからそうじゃないといけないと思ってた」と告白。また「当時ネタ合わせがカッコ悪いって風潮があったけど、お前らと俺らと犬ティッシュ(じゃぴょん)だけ屋上でやってて」という話やオーディションの裏話も。そして、改めて亮が「ケイダッシュ入ったって聞いて嬉しかった。芸人辞めていくことがほんとに悲しい」と言うと、上田は「それ聞いて俺泣きそう」とポツリ。「あれはすげーよ。『漫才楽しい!』って言葉は芸歴を重ねた奴しか言われへん。『芸人交換日記』のすべてがあの一瞬に詰まってる感じ。だから俺1本目のネタが好き」と亮が続けると、上田は涙をこらえきれなくなっていた。
そうしてあっという間に1時間が過ぎると、Hi-Hiは「実はまだゲストがいる」と、ロッチとバイきんぐを呼び込むことに。ロッチ・コカドは「出たくないわ!」と感動的な舞台に躊躇しながら舞台に上がった。コカドはNSC大阪14期生、相方の中岡はNSC大阪校16期生、バイきんぐは2人とも大阪NSC17期生と、舞台には亮以外元吉本の芸人が勢揃い。7人で乾杯をすると、亮は仕事のため先に舞台を後にした。デビューも近く、さまざまな事務所を転々とした3組は、互いのエピソードもあったり知らない部分もあったりと大盛り上がり。中岡のお笑いセンスをコカドと上田が褒めちぎったあとは、先日放送された「オールスター感謝祭」の話になり、バイきんぐとHi-Hiが横並びで出演したことに感無量の様子だったが、バイきんぐ西村がとんでもないミスをしていたことを上田が興奮気味に説明してみせた。そして飲み会に行かない岩崎がそれぞれの私生活について質問するコーナーも開催。休憩後は「2ちゃんねる、見てみようぜ」のコーナーや、観客からの質問に答えるコーナーを行い、次に仕事があるにもかかわらず大幅に時間オーバーするまで楽しんでいた。
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お笑いナタリー @owarai_natalie
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