昨日9月27日、東京・北沢タウンホールにて、
まず最初に舞台に現れたのは東野。「1年前に京都でやったイベントなんですが、また東京でやりたいと思ってました」と挨拶し、「予想外の年齢層の高さにビビってます(笑)」と率直な感想をこぼした。そして「テーマは『ここだけの話』です。テレビで言いたいけど言えないことや、ただただ悪口の場合もあります。面白くないけどどうしても言いたいという生理的なものも。とにかく外には漏らさないように」と説明。さらに共演者・山里について「天才漫才ツッコミ師」と評したかと思いきや、ケータイを取り出し、最近交わしたメールの内容をいきなり全公開し始めた。その内容を読みながらも悪い笑いが止まらない東野。「さあ紹介しましょう、山里亮太です!」と呼びこまれた山里は、先輩の危険すぎるトスに「そういう人間です!」と開き直って登場した。
山里曰く、会場には不思議な魔法がかかっており、劇場のドアをくぐると、この日のトーク内容はすべて忘れるということで、東野と山里は思う存分トークを展開。まずは山里が東野から受けた裏切り行為を暴露し東野も観客も爆笑させると、今度は東野がテレビでは話せない新幹線でのエピソードを披露し、会場中が驚きと笑いの連続に。その後もテレビの裏話、同窓会の話、好きな芸人さん、その相方の話と、シンプルなエピソードトークから壮大なストーリーまでさまざまな話が飛び出した。
第1ラウンドが終わると、山里は東野のクレイジーな面白さに脱帽し「努力って知ってます?」と思わず質問。東野は自身のエピソードや、この日の行動を例に出し、人生観や芸人観を“ここだけの話”として正直に回答した。東野からは山里に「どこを目指してるの?」とストレートな質問。芸人・東野を「楽しそうで憧れる」と語った山里に東野は真剣にアドバイスをし始めるも、話は途中で脱線し途中からニヤニヤしながら山里にムチャぶりをしていた。
続いては、山里のテレビに出せない貴重VTRと、東野のプライベート秘蔵写真をそれぞれ解説付きで披露。その後、山里は豊富なアイドルエピソードの中でもトップクラスの1つを明かすと、東野は「人の漫談を喋りたい」とお気に入りの漫談を再現するという離れ業をやってのけた。
そして、ホワイトボードを使ったお題でゴシップ大好き東野が山里を翻弄した後は、それぞれ最後のトーク。ところが東野は「どうしても2つ話したい」と、ヒロシ風のネタと自身のライフワークというネタを熱弁。「僕はなぜこの話を最後に持ってきたのでしょうか。僕はそういう男です」と自ら苦笑した。爆笑に次ぐ爆笑のトークと貴重なトークの連続に、観客は長い間2人に惜しみない拍手を贈り賞賛。東野、山里も「また来年ぜひ」と約束し、舞台を去った。
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